こんにちは、nocotoです。
私にとって初めての子育ては長男。
もともと楽観的な私は、長男が幼い頃はあまりいろいろなことは考えずに、のんびりと育ててきました。
小学生まではとにかくたくさん、家族で楽しもうという方針で、勉強は二の次という感じでした。
とっても自由な小学校時代
我が家では、息子が小学生の頃に、勉強しなさいと言ったことがありません。
むしろ今のうちにどんどん遊びなさいという方針で、自由にさせていました。
高学年ではゲームも結構していました。
自由にさせていたけれど、習い事には真面目に通っていました。
空手は小学校6年間ずっと通い続け、黒帯を取ることができました。
コツコツと頑張り続けました。
小学生の間は自由にしていても、その真面目さがあればきっと中学でも勉強を頑張ってくれるだろうと、どこかで信じていました。
だからあまり心配はしていなかったのですが…。
前途多難な中学校時代
息子自信、勉強しなければとか、いい点を取りたいという思いはあったようです。
しかし、精神的にまだ幼かったのでしょうね。
まだまだ自立していない、人に流されやすい、体力がない、勉強の仕方が分からないなど…。
前途多難だということに初めて気付きました。
いくら親でも、一人目の子の見極めはとても難しいものでした。
ここ、埼玉県の県立高校の受験は、継続型受験と言われています。
受験の時の調査書には、1年生から3年生までの内申点が記載されます。
だから、1年生の最初の中間テストから気を抜くことはできません。
お隣の東京都はこれが全然違うのだそうです。
3年の2学期の内申点のみを見られるそうです。
しかも埼玉は、塾の先生方が口々に言いますが、部活が激しすぎると。(息子が中学を卒業してからは、年々、教育委員会の部活動の指針により、ゆるくなってきています。)
本当にその通りで、運動部や吹奏楽部の中には、週に1度も休みがない部活も多いです。
私も最初、予定表を見たときに、大変驚きました。
これで勉強ができるの?
疲れはいつ癒せばいいの?
顧問の先生も休みなしでいいのかしら?
中学校には疑問だらけでした。
やはり部活中心になってしまい、これではダメだと、2年生から塾通い。
その塾は、この辺では最も厳しいけれど、生徒の個性はよく把握してくれ、その子に合った指導をしてくれていました。
自分で貪欲になれない息子にとっては、そのような塾が合っていたのでしょう。
2年生の3学期頃から少しずつ成績が上昇し、3年生からは面白いように上がって行ったのです。
上昇気流の時って、性格も少し大人っぽくなり、部活のテニスも上手くなり、全てに成長が感じられました。
偏差値的には上位校を狙えるまでに行きましたが、1、2年の時の内申点が良くない…。
本人の希望もあり、チャレンジ受験しましたが、やはり1、2年の時の手薄だったところが影響したのでしょうね。
結果は落ちました。
息子がグッと成長したのは中学3年生の時だとはっきり言えます。
その時の成長の様子を見ているのが楽しかった。
塾通いのお弁当作りも、一緒に受験を頑張っているようで、張り切って作っていました。
中3の時を思い出すと、今でもジーンと来るものがあります。
私にとっても青春でした。
息子よ、いい思い出をありがとう。
どんな高校生になるのかな?
受験の最後の方は本当によく頑張っていただけに、とても悔しかったでしょうね。
1~2日落ち込んだ後、高校の勉強を始めたいというので、いくつか参考書を買いました。
でも頑張ったのは数日だけだったと思います。
都内の私立高校に入学し、新しい環境に慣れるのに少し時間がかかっていたようです。
勉強に対しても少々気が抜けている感じで、またぱっとしない成績になってしまいました。
それでも、素晴らしい先生方が授業をしてくださっているようで、授業は面白いみたいです。
特に英語!
英検は問題集を買わず、しかも対策も全くせずに、一年生のうちに2級に合格しました。
授業の内容が、英検に対応できるようになっているそうです。
さすが私立だなあと感心しました。
さて、高2になろうとしているこの春休み。
今から勉強を頑張ると宣言していました。
悔いのないよう、頑張れ!