こんにちは、nocotoです。
弟一家がニューヨークに転勤になってから2年半が経ちました。
会うのも2年半ぶり。
せっかくだからニューヨークへ遊びに行きたいなとは思うものの、そんな余裕はなく、もうこんなに時が過ぎてしまいました。
弟には小学生と幼稚園児の二人の子供がいます。
二人とも明るくて可愛らしくて、いつまでも見ていたいくらい。
夫婦も元気で楽しくやっているようで安心しました。
5時間半のクリスマスパーティーはあっという間に過ぎてしまいましたが、久しぶりにゆっくり話ができました。
子供達もいとこ同士で楽しそうに、2年半のブランクを埋めるべく遊んでいました。
日本とアメリカとでは、暮らしぶりは大きく違うようです。
そのいくつかをお話したいと思います。
弟の職場はマンハッタンにありますが、住まいはニューヨーク郊外。
庭付きの一軒家を借りていて、環境に恵まれた地域で暮らしています。
子供だけで外に出るのは禁止!
弟の家には広い庭がありますが、自分の家の庭ですら、子供だけで遊ばせておくのは禁止だということには驚きました。
学校はもちろん、お友達の家に遊びに行くのも親の送り迎えが必要
姪は現地の公立学校に通う小学2年生で、家の前までスクールバスが来てくれるので楽だと言っていました。
しかし、バスに乗せる時や降りる時は親がバスの所まで行かなければなりません。
現地では子供が一人で外出することは許されず、友達の家に遊びに行く時も、親が送り迎えしなくてはならないのです。
弟の地区はドロップオフというのが許されているらしく、送って行けば子供をお友達のおうちに預けて、親は帰宅できるそうです。
ということは、地区によってはそれすらも許されない地区があるということなのでしょう。
アメリカのお母さん達は送り迎えに忙しそうです。
兄弟が多い場合は時間に縛られる生活になってしまいそうですね。
高校生も一人で出歩かない!
日本の場合、裕福な人ほど駅の近くに済むという傾向があります。
一方アメリカでは、ハイソな人は駅から離れたところの豪邸に住む傾向があり、日本とは逆なのです。
だから移動手段はどうしても車。
そのような地区に住む高校生は、送り迎えしてもらわなくては学校に行けないのです。
だから親は子供の行動をすべて把握していることになるのです。
そのせいか、日本の高校生と比べると、雰囲気が幼く感じるそうです。
どっちがいいんだろうね?と話していましたが、分かりませんね。
自分だったら自由に出歩ける方がいいかなと思いますが。
外国人に対してとてもフレンドリー
近所付き合いが盛んらしく、子供同士だけではなく、親も一緒に家に行き来して、お酒を飲んでゆっくり話をするそうです。
子供達は自由に出歩けず、不自由そうに感じますが、他人の大人と一緒に楽しむ機会は、もしかしたら日本の子供よりも多いのかもしれません。
大人と交わることは成長する上でとてもいいことだと思います。
我が家でも、もっとパーティーを開催したいとは思っているのですが、なかなかできないでいます。
甥が通う幼稚園は徒歩5分の所にあるそうです。
そこに通う日本人もいるのですが、多くは現地の子供達。
それほど親しくないアメリカ人のママ友さん達はとてもフレンドリーらしく、いつでも頼ってねと手を差し伸べてくれる感じが心強いそうです。
アメリカではボランティア教育もとても盛んなので、自然とそういう振る舞いができるのではないでしょうか。
日本人は見習うことがたくさんありそうです。
次回は教育環境の大きな違いに驚愕した話をします。
→アメリカの学校の環境が良すぎ!日本はこれでいいの!?