こんにちは、nocotoです。
可愛い赤ちゃんが私にはもういない。
私がいないと何もできない幼児も、もういない。
赤ちゃんや幼児がいた頃は、早く一人で行動できるようになってほしいと願っていました。
そんな願いも今となっては昔のことで、我が家の末っ子ちゃんはもう4年生。
一人でどこへでも出かけて行ってしまう活発な子に成長しました。
あの頃の夢はいつの間にか必然的に叶いました。
体力的にきつかったあの頃と比べると、今は全然違う生活。
乳児は肌を離すな
幼児は手を離すな
少年は目を離すな
青年は心を離すな
これは末っ子ちゃんのお宮参りの祈祷で、宮司が言っていた言葉です。
心に響いた言葉だったので、夫はこれを書きとめていました。
この時、我が家の第一子はまだ少年でしたが、なんと的を得た言葉なんだろうと感心しました。
子育ての極意を、見事に的確に表現していると思います。
体力勝負のお世話から悩むことへ
あれから10年が経ち、我が家の子供達は少年以上青年未満になりました。
あの頃と比べると、何がどう変化したでしょうか。
一般的にはどのような悩みを抱くのでしょうか。
お金の悩み
十年以上前のことですが、私は育児疲れが出ていたのでしょう。
その頃はとにかく体力勝負で日々を過ごしていました。
そんなある日、健康グッズを買いにあるショップへ行ったのです。
そこでの定員さんとの会話が印象的で忘れられません。
グッズの説明を受けながら、雑談もしていました。
定員さんにはもっと上の年齢のお子さんがいて、とても悩んでいることがあると話し始めました。
それはお金のことだと。
子供が大きくなるにつれて、お金がどんどんかかるようになる。
これは頭では分かっていることだけど、実際にその時を迎えると気持ちが深刻になってしまうようで。
我が家でも今その時を迎え、子供のことのみならず家のことなどでも、大出費がかさんでいます。
あの時の定員さんのお話は心の片隅にずっと置いてはいましたが、その頃には予想できていなかったことがたくさんあり、驚いているところです。
専業主婦だったママ友さん達も、今ではほとんどの人が働きに出ています。
また、お金にゆとりがあるかどうかで選択肢の範囲が大きく変わり、「格差」を感じるようにもなります。
悩みが増え、しかもそれが大きな場合も
先日、三年振りの友人とランチをしました。
その友人にも私と同じく、3人の子供がいます。
子供達の学年もほぼ同じ。
友人は言っていました。
「もう小さい子はいないのに、どうしてどんどん大変になっているのだろう?体は大変じゃないのに。」
これには私も全く同感!
一人でため息をついてしまうこともあります。
考えることや悩みが増えるからでしょうが。
友人は、ご主人のキャリアアップの為に、家族丸ごと大移動計画に考えあぐねいているところ。
自分のみならず、子供も社会性を持ち始めると、子供自身が悩みを持つようになります。
それも一緒に解決してあげるという作業も増えるのです。
時には深刻なものもあり、そうなると親の方も怒りや悲しみの感情がこみあげ、助けを求めたくなってしまいます。
家族皆が幸せになれるようにあれこれ考え、計画を立てていくことは、かなりのエネルギーが必要。
先日の育脳ごはんの料理教室で聴いた話ですが、脳は体内の酸素の1/4も消費しているそうです。
なるほど、頭を使うと疲れるということなのですね。
子供と積極的に向き合うことが大事
子供は放っておいても育つとは言いますが、それでも親のサポートはいろいろな面から必要になります。
子供が大きくなった時こそ、親がゆとりを持って子供に接してあげられることが大切だと実感しています。
子供は多いに親の助言を求めています。
子供が健やかに育てば、それが親にとっての大きな励みとなるのです。