こんにちは、nocotoです。
今回は、家族の状況の変化と共に、自分の考え方や行動も変えて行きましょうというお話です。
夫婦間、家族間で、行き詰まりを感じることはありませんか?
衝突してしまったり…。
衝突を起こすまでは行かなくても、小さな違和感がだんだんと蓄積し、悶々とした日を過ごすとか。
それは、相手に対して「こうあってほしい」という希望や、「こうあるべきだ」というこだわりがあるから。
ここで、多くの人がしてしまいがちなのが、ひたすら相手の変化を求めること。
相手の変化をただ願うだけでは、相手を変えることは無理です。
コンピュータと同じように家族にもOSは存在する
例えばスマホ。
何年か使っている人は経験があるでしょうが、たまにOSのバージョンアップをしなければなりません。
それにあわせてアプリも順次、更新していきます。
両方のバージョンを同じようにアップしていかないと、不具合が生じることがあります。
OSもアプリも、バージョンは同じように新しくしていかなければなりません。
それと同じで、家族もシステムとして見ることができます。
家族というシステムは変化していくもの。
家族一人一人はアプリであり、システムと同様に更新していかねばなりません。
変化を認識し、変えて行くことの大切さ
子供の成長に伴う変化
子供がいるご家庭では、子供たちはいずれ大きくなり、それぞれの個性が育ちます。
子供の成長と共にライフスタイルが変化していきます。
習い事をするようになれば、その内容によっては家族の過ごし方も大きく変えなければなりません。
また、その習い事が家族にとって犠牲が大きくなる場合もあります。
実は我が家がそうだったので、すごく悩みましたが、うまく決断してきたと思っています。
夫婦の関係性
世の中は急速に変化しています。
本当にすごいスピードなのですが、このことに無関心、あるいは気付いてさえいない人もたくさんいます。
親達は、まず自分たちが時代について行き、子育ても時代に対応したものに変化させる必要があるでしょう。
本を読んだり情報収集することが欠かせない時代に突入しているのです。
おそらく一生このスタンスでいなければならないと考えています。
勉強している人としていない人とでは、生活水準の差が益々広がっていきそうです。
嫁姑の関係性
いつの時代も頭を悩ませる嫁姑の問題。
ただでさえ円満にやっていくのが簡単ではありませんよね?
難しいことの理由の一つに、生きた時代が違うということが挙げられると思います。
当然、考え方や価値観は違います。
それに追い打ちをかけるような時代の変化。
時代のギャップに益々難しくなっていることも多いのではないでしょうか。
コミュニケーションをとって、時代の変化を一緒に認識し、お互いが歩み寄ろうとする努力が必要です。
ちなみに、私は夫の父と二世帯住宅で同居しています。
母の生前は、もちろん気を遣うことはたくさんありましたが、お互いに歩み寄る姿勢があったこと、何よりも母が新しいものを取り入れようという人だったので、いい関係でいられました。
本当にありがたいことだと思っています。
とにかく、「知ること」、「変化しようとする個々の意志」が、家族という集団生活には必要なのです!
このことに気付かなければ故障、すなわち離婚や家族崩壊ということが起こりうるのです。
フリーズしかけたら、誤作動を起こしている部分を見直そう
今現在、あなたは家族に対して不満はありますか?
「どうしてああなの!?」
「どうしてこうしてくれないの!?」
夫婦間でよくあるのが、価値観のすれ違い。
親子感では、子供が親の思い通りにならない、親が子供に自分の価値観を押しつけてくる。
嫁姑では世代の違いによる、考え方の違い。
これらの違いは、もともとの性格にもよると思いますが、時代の変化によって発生するものも多いと思います。
家族皆がそれぞれにバージョンアップしていかないと、ひずみが生じるのです。
なかでも、特にバージョンアップが必要なのは年齢の高い人です。
これまでの自分を変えるのは難しいとは思いますが、まずは世の中を知る努力をしてみてください。
その上で、自分が変化することを楽しんでみてはいかがでしょうか?
生き生きと変化しようとする親の姿は、子供にとってもいい刺激になり、これからの時代を生きていくための最高の教育となるはずです。
そして、違いは出てきて当たり前という意識を、常に持ち続けましょう。
価値観の違いを、相手に対して間違ったものという風にとらえてしまうと、家族というシステムは動きが鈍くなります。
ところが、違いや家族一人一人の個性を認め、尊重してあげると、とたんにスムーズに動き出すようになります。
皆の気持ちが楽になり、自分らしくいきいきと生きていけるのです。
家族のOSが変化する時、自分というアプリも随時、更新していきましょう。