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株式投資、こんな楽しみ方もあるよ。株主総会へ出かけよう!

株主総会はコンサートのような高揚感がありました!

こんにちは、nocotoです。

先日、日立製作所の株主総会に参加してきました。

去年から2回目になります。

日立にはまった理由

2回も参加した理由は、1回目が大変面白く、感動したから。

まるでコンサートにでも行ったかのような高揚感を得ることができたのです。

 

そもそも日立の株を買ったのは、証券会社から電話があり、薦められたから。

普段、買う時は決算時期を狙って、ネットで買うことが多いのですが。

電話があった時は、ちょうど他の株を売り払ったところで、タイミングが良かったのです。

少しでも上がればすぐに売ってしまえばいいので、あまり構えず薦められるがままに買いました。

 

ところが、ほんの少し上がった時期を逃してしまい、そこからはパッとしない期間が続きました。

すぐに手放すつもりが、株主総会のお知らせが届くまで保有することになってしまったのです。

 

過去に、他社の株主総会に参加したことがあります。

それが面白かったのを思い出し、せっかくだから行ってみようと思いました。

日本を代表する大企業、一体どんな総会になるのか楽しみ。

株主総会の様子

会場は自宅から約一時間、水道橋駅すぐそばの、東京ドームシティホール。

駅から大勢の人がそちらに向かって流れて行きました。

改札口を出たあたりから会場まで、従業員が道案内のプラカードを持って立ってくれています。

株主を大切にしてくれている姿勢が伝わります。

 

会場に到着し、場内でも入り口から座席の所まで社員がズラリと立ち並び、案内してくれます。

こんなに総動員でお出迎えなのですね。

コンサート会場のようなイベントホールは株主で一杯。

ご年配の方が圧倒的に多く、私のような40代女性はまばらです。

 

さて、20人位の経営陣達が壇上に着席し、総会がスタートしました。

役員選出の件や、モニターでの業績報告の後、いよいよ質問タイム。

面白いのはここからです。

質問がわんさか出ました

こんな大舞台で、我こそはと手をあげる人の多いこと!

既に退職したであろうご年配の方々が、経営に関する質問をしていました。

もしかしたら、お勤めしていた頃は経営に携わっていたのではないでしょうか。

きっと、日立の業績が少しでも良くなればと思いを込めて発言しているのでしょう。

そして経営に参加しているような感覚になっているのかもしれません。

株主総会に生き甲斐を感じているのか、もしくは趣味になっているのかもしれませんね。

 

座席につく前に、ペットボトルのお茶がもらえます。

去年は分かりにくい場所に置いてあり、もらいそびれた人が、おもてなしの心がなっていないと発言していました。

今年はそれを改善し、社員が全員にちゃんと配っていました。

 

去年は遥々、中国地方から来た人がいました。

 

今年は93才のご老人が果敢に質問していました。

質問というよりはご自分が言いたいことを10分位話していました。

途中、社長に簡潔にお願いしますと言われても、回答は要らないからと、やめません。

 

今年、私より少し年上位の女性が、ある報道番組(ここでは番組名は伏せておきます)のことを認めておらず、日立がいまだにその番組のスポンサーになっていることが許せないと言っていました。

女性はその番組が違法だと強く主張していました。

理由は、コメンテイターが皆同じ事務所で、意見が偏っているから。

報道番組は違う意見を戦わさなければならないという趣旨のことを熱く訴えていました。

熱すぎて、話が止まらず、社長に簡潔にと言われていました。

会社側は、もう一度見直してみるとの回答。

 

これに関して他の男性も挙手し、過激な発言。

過去の総会でもこのスポンサーの話は挙がっていたのに、まだやめていない事が許せないという理由で株を売却したので、総会に来るのは今回で最後だと。

おまけに家族には、日立の製品は二度と買うなと話したと発言しました…。

 

日立の経営陣は素敵でした

質問を受け付ける前に、社長が質問は簡潔にお願いしますと念を押していました。

にも関わらず、ダラダラ何分もかけて質問をする人の多いこと!

93才の人には私は文句は言いませんが。

熱心になりすぎるのか、大勢の前で喋るのが快感なのか、とにかく独りよがりになってしまうのは避けてもらいと感じました。

 

質問中に、社長が簡潔にと言っているのを聞いて、冷たいと思う人もいるようです。

長い長い質問が続くと正直私はうんざりしてきますけどね。

質問したい人はたくさんいるし、限られた時間なのだから、配慮できる大人でいてほしいです。

 

それを食い止めようと、簡潔にと言えるのがやはり社長。

堂々としていた姿が貫禄があり、素敵でした。

 

社長は、質問者が話し終えたあとに、必ず質問を一言でまとめて、それに応えられる取締役を選び、指名します。

あのダラダラ長い質問、結局何を質問したいのか私にはさっぱり分からなくても、社長は3分を5秒にまとめてくれます!

す、すごい。

会社を知り尽くしている社長になら簡単なことなのかもしれませんが、頭がいいと思いました!

 

指名された取締役も全員が流暢に答えていました。

あの質問を皆さん、ちゃんと理解されているのですね。

まあ、私が何も知らないだけかもしれませんが。

 

とにかく、社会で上に立つ人間というのは、しゃべれる事が絶対だということを実感しました。

ただしゃべれるだけではなく、うまく伝えられなければなりません。

 

子供達にも是非、しゃべれる人間に育ってほしいと思いますが、どうしたらいいでしょうかね?

伝えたいと思う心が育てば、きっと自然に話せるようになると思います。

伝えたいと思うためには、何かに一所懸命になれること。

一所懸命になれるためには明るく健康でいること。

親は健全な生活を必死で守るのみ。

 

株主総会から、結局は子供のことに頭が行ってしまうnocotoでした。

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