こんにちは、nocotoです。
自然を肌いっぱいに感じられる海キャンプ。
潮風を感じたり、波の音が心地よかったり。
塩や砂にまみれて肌がベトベトザラザラしたりもするけれど、自然に包まれている感じがまたいい。
山キャンプ以上に素肌と自然とが一体化します。
ということは!
危険と遭遇する機会も多くなるということ。
私が家族やいとこ達と一緒に伊豆のキャンプ場へ行った時のお話をしたいと思います。
海キャンプは刺される確率が高い
伊豆のキャンプ場へは、私のいとこ達と一緒に、2回出かけたことがあります。
一日一組限定のキャンプ場なので、まるでプライベートビーチのよう。
周囲に気遣うことなく楽しめます。
息子がクラゲに刺された!
一回目の海キャンプの時は、特に何も心配せず、クラゲに刺されなければいいなあ、くらいな感じで出かけました。
キャンプ場に到着して、まず最初に説明を聞きました。
「青クラゲと呼ばれる、カツオノエボシがたまーにいるので注意してください」と。
こ、恐いなあ、大丈夫だろうか…?
そんな心配をよそに、子供達は喜んで海に入り、初日からジャブジャブと遊んでいました。
二日目、息子に異変が!
何かに足を刺されたと。
クラゲでした…。
刺された後が、長ーいミミズが這っているかのよう!
長いクラゲの足が巻き付いたような感じで、広範囲に刺されていました。
それを見て、私の方が泣きそうになりました。
キャンプ場のオーナーさんが言うには、「これはきっと青クラゲですね。」
クラゲ用の薬なんて用意していなか
ったし、どうすることもできず…。
すると、「テルミー療法」というのをできるいとこが、道具も持って来ているので、気休めだろうけどやってあげると。
テルミー療法は、簡単に言うと温熱療法のような感じで、煙でなでるような治療をしてもらいました。
そのおかげか、息子はとても落ち着いている様子。
でもショックは大きかったようで、その日はもう、海には入る気にはなれず、静かでした。
かわいそうに…。
私はムカデに刺された!
息子が刺されてから3年後、再びいとこ達と、前回と同じキャンプ場へ出かけました。
前回の事があったので、家族全員分のラッシュガード上下を揃え、そして万が一クラゲに刺された時の為に、薬も用意して行きました。
薬局でこれを見た時に初めて知ったのですが、クラゲ用の薬というのもあるのですね。
蚊にもOKとなっていて、普通の虫刺されの薬よりも、お値段は高いです。
PVAという、効果の高いステロイド成分が入っており、患部ですぐれた抗炎症作用を発揮ししてくれます!
しかもPVAは、ステロイド特有の副作用を起こしにくいので子供にも安心。
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さて、準備万端で臨んだキャンプ、二日目の朝。
朝食を終え、海に入ろうと、サンダルからウォーターシューズに履き替える為に、テントに戻りました。
ウォーターシューズに足を入れた瞬間、ズキッ!
何が起こった?私死ぬ!?
シューズの中を見ると、何かがいる…。
恐ろしいものに刺されたということだけは理解できました。
慌ててオーナーさんの所へ助けを求めに行きました。
オーナーさんがシューズの中を見に行ってくれ、20㎝くらいのムカデが入っていたそうです!
オーナーさんは何度も刺されたことがあるそうで、慣れっこの様子。
軍手の上からも刺されたことがあると!
「大丈夫ですよ」のオーナーさんの一言に、私のパニックはなんとかおさまりました。
一時間くらいしたら痛みも引いてくるそうで。
しばらくお湯をかけ流し、薬を塗っておけばいいそうで、その通りにやってみました。
後で調べてみたら、お湯は42~43度くらいの熱めのお湯がいいそうですが、その時は知らなかったので、多分39度くらいにしていたと思います。
ぬるいお湯は毒が活性化してしまい、逆効果らしいです…。
薬を取りにテントへ行ったついでに、皆のウォーターシューズの中をチェックしておきました。
一晩、家族分のシューズがテントの前に並んでいたけれど、私が犠牲でよかったと思いました。
もし、家族の誰かがあんなに大きなムカデに刺されていたら、心配で私の方がやられてしまいそう。
ムカデに刺された時の腫れと痛む時間
薬をしっかりと塗った頃、刺された患部の足の親指はズキズキと痛みました。
刺された足の親指は少し腫れましたが、足全体が腫れあがるということはありませんでした。
しかし、怖かったのは、患部から遠く離れたももの付け根の当たりが痛くなってきたこと。
どうやらその辺のリンパが毒と戦っている感じ!?
どうしよう、もものリンパが毒に負けたら!
更に痛みが広がったら死んじゃう!?
患部から離れた所が痛むというのが、とても恐怖でした!
いとこが、テルミー療法で息子の時と同じように治療してくれました。
すると暖かくて心地よくて、気持ちが落ち着くことができました。
股はまだ痛いので、ハンモックに揺られながらしばらく休むことにしました。
本当に治るのだろうか…。
一時間ほど休んでいるうちに、なんと、オーナーさんの言っていた通り、痛みが引いて行きました。
私のリンパ、勝ったのね…。
もっと準備が必要だった
ムカデに刺されて思ったことがありました。
それは毒をすぐに吸い取りたかったということ。
口で吸ってはいけないし、手で押し出すのも逆に入っていくということなので、ただお湯をかけ流すだけでした。
吸引器のようなものがあれば、もしかして痛みももっと楽に済んだのかもしれません。
もし次回、行くことがあれば購入して行きます!
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普段の生活の中でも、用意しておくと安心かもしれませんね。
友人の子供がハチに刺されたりもしていますので。
注意すること
山のキャンプでもムカデは何度も見かけたことがありますが、海の方が多いそうです。
テントの中に入り込んで洋服にくっついていたり、バッグの中に忍び込んでいたりする場合もあるそうです。
洋服をいったん払って確認し、留守にする時はテントのファスナーを閉めておくようにしましょう。
そして一番は!テントの外に置いてある靴の中はしっかりとチェックするようにしてくださいね!