こんにちは、nocotoです。
どうしてスマホがバラバラなの!?
無残な姿で息子のベッドに横たわっていました。
一体なぜ…?
元に戻せるのだろうか…。
スマホをめぐる、息子との格闘
息子のスマホは、私のお下がりのもの。
それにSIMカードを入れたいわゆる格安スマホ。
我が家のルールは、スマホはリビングで、となっています。
にも関わらず最近、ずっと部屋に持ち込んでいました。
先週、体育祭があったので、いろいろ友達と連絡を取りたいこともあるだろうと思い、しばらく自由にさせていました。
それがまず、いけなかったのでしょう。
体育祭が終わり、体育祭の打ち上げも無事に終わり、さあスマホを返しなさいと言っても無視…。
毎日チクチク言っても全く聞かず。
ある朝、また返しなさいと言うと、息子は急にすごく怒り出し、バタンバタンやりながら学校へ出かけて行きました。
何で?と不思議になるくらい。
息子が出かけて行き、部屋をのぞいてみるとスマホを発見。
ランプは点滅していたけど、画面が映らない…。
壊したか?それとも壊れたのか?
本体は年数が4年近く経っているので、そろそろ危ないかなあとは思っていました。
あんなにキレた分際で、つかなくなったスマホ、どうするつもりだろう?
私からはあえて、何も聞かないことにしました。
翌朝再び「スマホは持ってこないの?」と聞いてみました。
すると「つかなくなった…」と。
一昨日からつかなくなったそう。
最近、スマホの調子が悪かったらしく、息子がキレた前日に、壊れてしまっていたそうなのです。
スマホが壊れ、どうするつもりだったのか?
自分で直そうと思ったらしく、部屋に持ち込みっぱなしだったようです。
電源の接触が悪くなったのだと、息子なりに判断し、直してみようとやってみたのです。
キレる前になぜ壊れたことを言わなかったのか?
なぜキレたのか?
息子いわく、私がそういうことを言える雰囲気ではなかったと。
まあ、ルールを破っていたので怒っていましたからね。
親からチクチク言われ、学校のこともいろいろと忙しく、スマホも壊れ、イライラが募って爆発したとのことでした。
確かに、理由を言葉で並べてみると、この状況は忙しい高校生にはかなりのストレスかもしれません。
しかし、ルールを破らなけらばこうはならなかったでしょうけど。
修理に出したとしたら何日もかかるし、自分で直してすぐに使いたいという気持ちもあったそうで。
そういうことも口に出してくれればいいのにと思いますが…。
それにしても自分で直すなんて無理でしょ…。(とは本人には言えないけど)
私としては、高校生にはまだスマホは必要ないものだと思っています。(後に考え方は変わります)
しかし、9割以上の高校生が既に持っている現状では必要だと感じています。
5割くらいしか持っていないというなら話は別ですが。
ヤマダ電機に駆け込み、SIMフリーのスマホ本体を見てきました。
相場は1万円~35,000円位でした。
高校生らしいお値段の、良さそうな機種を一応見つけておきました。
しかし、スマホを買ってとは言い出さない息子。
スマホ以外のものでも、おねだりをしてくるようなことは今までほとんどなかったし、お小遣いでやりくりしようと努力する子です。
スマホは高価なものだと分かっているし、自分からは言えないのかな?
こちらから親切に「スマホは必要なんでしょ?」と聞いてあげたら意外な答えが変えてきました。
「今は別にいらない。てか、iPhoneが欲しい!」
・・・。
一瞬、絶句と落胆…。
息子を美化しすぎていました。
そんな高価なものは無理。
中古でも無理。
それは自分で稼ぐようになってからにしてちょうだいと伝えました。
すると、「じゃあ、何でもいい」なんて言ってましたけど。
でもすぐに欲しいという雰囲気ではない。
どうやらもう少し自分で壊れたスマホをいじくってみたいらしい。
ギブアップして何か言ってくるまで、こちらからはもうスマホについては言いません。
今回のやりとりからの学び
ルールを決めたからにはちゃんと守らなくてはいけません。
体育祭だからと、ちゃんと話し合いをしないで部屋に持ち込みを許してしまっていたのは、私に落ち度がありました。
反省しました。
子供がルールを守るだけでなく、親もしっかり守らせるということをしなくてはなりません。
コミュニケーション不足は危険
壊れたことを黙っていてはいけないということを、夫が息子に伝えてくれていました。
壊れていたとは知らずに、「ルールを守れ」と言っても言っても聞いてくれないとやきもきしているうちに、親子の関係が悪くなって行きます。
息子の方は、ただ面倒くさいだけかもしれませんが、親の方はそうは行きません。
コミュニケーションが不足すると、どんどん心配と不安が大きくなって行くものです。
息子にはそういうことも伝え、理解してもらいました。
男子高校生とコミュニケーションをとるのは、親でも結構難しいことです。
コミュニケーション不足が誤解を招くこともあります。
気持ちがしっくり行かないことは、些細なことでもしっかり話し合いをして、一つ一つ完結していくべきだと思います。
義母は生前、些細なことでも必ず、私にも子供達にも考えさせる機会を作ってくれていました。
義母のいない今、私達がしっかりと教えていかねばならないと、肝に銘じています。
今後、息子はきっとまたすぐにスマホを持つのだろうと予想していますが、何か面白い話があれば記事にしたいと思います。