こんにちは、nocotoです。
前回の記事で、思春期の子とどう接すればいいのか考えました。
今回は、なぜ親子でもめてしまうのかについて考え、対策を考えたいと思います。
最初に怒るのはどっち?衝突の原因は?
まず、たびたび起こる親子喧嘩の、事の発端を思い出してみましょう。
どちらが先に怒ってる?
おそらくそれは親の方。
穏やかな日常の中で、子供から親に向かって、急に文句を言ってくることがあるでしょうか?
この問を投げてみて、改めて私も実感しましたが、いつも私から。
子供から何かを言われるとすれば、弁当が油っぽかったとか、体操服が綺麗になっていなかったとか、たまにそんなことを言われるくらい。
その他99%は私から。
子供に叱る原因はなに?
思春期の定義は、前回の記事で書きましたが、年齢的には11歳~17歳くらいまで。
この頃は、ちょうど勉強を頑張らなければならない時期。
親の関心も、一気に勉強に向きます。
我が子には勉強を頑張ってもらわないと、と焦る気持ちになりがちです。
一方、子供は、学校から親から、そういう話は何度も聞かされています。
一部の自立した子は話をしっかりと受け止め、宿題や家庭学習を真面目にこなします。
しかしそれはほんの一部であり、多くの子はそうは行きません。
分かってはいるけど勉強の仕方が分からない
勉強は好きではないし、やる気もない
大雑把に分けるとこんな感じだと思います。
また、思春期の子供達には忙しい時期でもあり、家に帰ってくると、どっと疲れが出ます。
倒れこむように寝ます。
そして体が著しく成長していることもあって、心身のバランスも崩れがち。
それを調整するかのように寝ます。
とにかくよく寝ると思いませんか?
理由はどうであれ、寝てばかりで勉強しない我が子の姿にいらだちを覚え、「勉強しなさい!」をつい言ってしまうのです。
疲れているのにかわいそう…、と心の中で思いながらも口に出してしまうのです。
子供自信にやる気を出してもらうしかない
思春期の時期でも勉強は避けて通れません。
本人が勉強したい、勉強しなきゃ、と思わなければ、親がなにを言おうと難しいでしょう。
ではどのようにやる気を持たせるか?
小学生の、できるだけ早い時期から、勉強の意味を伝え続けるといいでしょう。
どうして生活に必要ないことまで覚えなきゃいけないの?
とか、数学ではどうして関数の問題を解く必要があるの?
というように、きっと誰にでも、どうして勉強しなくてはいけないのかと、疑問に思ったことはあると思います。
私はよくこのように伝えます。
体は運動しないと筋肉がつかないよね。
筋肉がつかないと上手に運動できないよね。
脳も同じで、勉強しないとシワが増えないんだよ。
シワが増えないと頭が良くならないの。
勉強することは、脳にとってはトレーニングすることと同じなんだよ。
だから勉強して頭を悩ませることは、脳が成長するためにとてもいいことなんだよ。
筋肉は使わなければ痩せていくのと同じように、脳も、使わない回路は衰えていくのです。
逆に、脳もトレーニングすればするほど回路は太くなり、頭がよくなるのです。
だから、生きていく上では関係ないと予想されることも、どんどん覚えて脳に負荷をかけるべきなのです。
歴史の登場人物を覚えることも、因数分解を解いてみることも、すべて脳のトレーニングになるのです。
全ては良い頭を作るために勉強するのです。
好きなことばかりで、脳に負荷をかけなければ良い頭は作れないでしょう。
これから生きていく上で、頭を使い、悩むことがたくさん出てきます。
それらを解決していくには、自分の持っているもの全てを集結し、解決する能力が必要です。
解決していく為には、脳に、太くて流れの良い回路をできるだけたくさん作っておくべきです。
以上の事を、子供の成長に合わせて、その時々にふさわしい例えを組み込みながらお話してみてはいかがでしょうか。
それを理解してもらえれば、素直に勉強に打ち込むようになり、親がイライラすることもなくなるでしょう。
そうすれば思春期も恐れる必要はなく、穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
現在、中1の長女はうまく波に乗ってくれていて、素直に勉強に取り組めているようです。
引き続き、こちらは応援団として頑張りたいと思います。
ココロとカラダをつなぐカウンセラーおのころ心平の「ここ一番の言葉」、参考になります。
来年、我が家の3人の子供達は高3・中2・小5になります!
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