こんにちは、nocotoです。
私には、3度の出産と、1度の流産経験があります。
これから出産を迎える妊婦さんに、私の出産体験をお伝えし、心構えとなってくれたら幸いです。
ただし、私一人の経験に基づいたもので、皆さんに有効というわけではないので、参考程度に読んでくださいね。
ちなみに、立ち会い出産は第一子のみ。
下の子二人は立ち会ってもらっていません。
理由は、第二子の時は病院からの連絡が、生まれてからになってしまったという…!
そ、そんなぁ!ですが、無事に産まれたのでよしとして。
第三子の時は出張が重なってしまいました!
私一人でタクシーで病院に向かい、一人で陣痛を乗り越え、出産。
破水したころに、分娩台の上で受話器を渡され、夫と会話したという…。
辛いのに何を話せばいいのだ?というちょっと困った場面でした。
一人きりで出産を乗り切ったのもいい思い出です♪
私は専業主婦が長かったので、3回とも妊婦中は無理せずに過ごすことができていました。
体をいたわることができていたのだと思います。
そのせいでしょうか?
我が子は3人とも、予定日よりも大幅に遅れて生まれてきました。
一人目は出産予定日より一週間遅れた!
初めてのお産なので、実家にお世話になりました。
私は身長157センチなのですが、臨月には、お腹がかなり、前に突き出ていました。
赤ちゃんも3,000g超えになっていたので、本当に大きな大きなお腹でした。
身長の高い妊婦さんに比べると、ただでさえ膨らんでいるのに、しかも予定日より一週間遅れともなると、お腹が重すぎて大変でした。
妊娠線もバンバン出ていて、ひび割れしているかのよう?
しかもかゆいし…。
ちゃんとお手入れしておくべきでした。
実家でのんびり、大事にしていたせいか、それともあまりに大きく突き出たお腹のせいか、臨月には15分歩くのがやっとでした。
これって陣痛なの?
予定日になり、ついに陣痛らしきものが!?
お腹が少し痛いかも!
という感覚でした。
初めてのことなので、よく分かりませんでした。
一応、病院に行きましたが、しばらくして治まったので、帰宅。
結局はお腹が強めに張ったということだったのです。
3人産んだ経験のある今では、まだ入院のタイミングではないと分かります。
1人目ではなかなか判断ができないものです。
それからしばらくは、陣痛の気配はなし。
お腹は更に重くなった感じがして、歩くのがとてもしんどかったです。
おしるしが来た!
予定日から一週間後、おしるしが来ました!
トイレで気付いたのですが、明らかにおしるしだと分かる量の出血でした。
教科書通りに行けば、この後、陣痛が始まるはず。
やはり来ました!
今回は明らかに痛いと言える痛みです!
病院に電話したら、来てくださいということで、夜、入院しました。
長すぎると感じた陣痛
しかしそこから、なかなかお産が進みませんでした。
10分から15分おきに来る陣痛は痛かったけれど、まだ耐えられるくらいでした。
一人目は時間がかかると聞いていたけど、本当に長かった!
陣痛が、5分おき位になると、かなりの痛みになっていました。
このくらいになると、陣痛の波がやって来るのが、恐怖に感じていました。
5分おきの辛い陣痛が、夜中の間、ずっと続きました。
朝方、疲れたのか、少し遠のいた時間もあったと思います。
陣痛室に入り、夫にマッサージしてもらいながら、痛みをこらえていました。
食事とトイレ以外は、ずっと寝たままの姿勢で耐えていました。
こんなに痛いのに、こんなに何回も陣痛が来ているのに、生まれるどころか、分娩室にも入れてもらえない。
もう、あまりの痛さで、耐えることに疲れ切ってしまいそうでした。
入院してすぐに浣腸をしたのに、既に病院で3回食事しました。
便がまた、たまっているはずです。
トイレを済ませておかなきゃ、と努力しましたが、どう力を入れていいのか分からない…。
中途半端な感じで、すっきりしませんでした。
2分おきになっても、子宮口の様子から、まだ生まれそうにないとのこと。
痛くて痛くて、辛すぎました。
どういう痛みかというと、骨盤がピキッと音を立てるかのように、広げられる痛みです。
本当に動いているんだなあと感じました。
以前から、母に言われていたことがありました。
「どんなに痛くても、静かに耐えなさい。大声で叫ぶのは恥ずかしいから。」
私は言われなくても叫ばなかったでしょう。
あまりの痛さに、叫ぶ余裕など、なかったので。
しかし、陣痛室では、叫んでいる妊婦さんもいました。
よく声が出せるなと、逆に感心したくらいです…。
やがて、いきみたくなりました。
いよいよだ!と思ったのに、看護師さんに、まだいきんではダメと!
しかも分娩室にも入れてもらえないなんて…。
いきみたいのにいきめない、これが一番辛いことでした。
もう無理、耐えられないと思った頃、やっと分娩室へ。
この状態で歩いて移動というのも驚きでした。
この時点で、陣痛が始まってから、丸一日くらい経っています。
いざ、分娩台へ!大失態も…
これからはもう、いきんでいいのね♪
しかし、いいと言われても、最初はどういきんでいいのか、分からなかったのです。
とりあえず、陣痛の波が来たので、いきんでみました。
すると…。
便がポロッと出てしまったようです。
心配していたことが現実になってしまいました。
看護師さんが、何事もなかったかのように、さっと処理してくれましたが、恥ずかしいったらなんのって…。
でも、出るものは出たから、次からは思い切りいきんでみよう。
しかし、なかなか破水しません。
人工的に破水させられ、生ぬるい液体が出たのを感じました。
破水してから、更に激しい陣痛が来るようになり、自然にいきめるようになりました。
このあたりで、夫が立ち会い出産のため、入ってきました。
苦しんでいる私に、リズムを伝えてくれていたような記憶があります。
分娩の最後の段階が、また少し難しいのですが、しっかり予習しておいてよかったと思いました。
赤ちゃんが降りてきたら、次はいきみをこらえなければなりません。
赤ちゃんが旋回しながら出てくるのを邪魔しないように。
看護師さん達の、「いきまないで」という指示で、もうすぐ終わる!
ということが分かりました。
その瞬間、希望でいっぱいになりました。
元気な産声が聞こえてきました。
男の子らしく、ちょっと低めの声。
今、この記事を書きながらも、涙ぐんでしまいました。
立ち会い出産はどうだったか
夫は私の頭の所に立っていて、どこまで見えていたのかは聞いていません。
分娩中は、私を一所懸命に励ましてくれていました。
それはとても心強かったです。
夫は、長男が出てきた瞬間の姿は、よく覚えているそうです。
しかし、血を見るのが苦手な人。
やはりショックが大きかったと…。
そういう人はよくいますよね。
我が夫もそうでした。
男の人ってそんな感じなのでしょうかね?
長い出産は、かなりのダメージだった
母子手帳には、分娩所要時間が12時間となっていました。
しかし、入院してから24時間以上、経過しています。
どこからカウントなのかは、よく分かりません。
もしかして、陣痛室に入ってからなのでしょうか?
とにかく長かったのは事実。
出産後、数時間後には歩いてトイレに行かなければならないのですが、歩けませんでした。
立とうとしたら、ふっと倒れそうだったので、車いすで連れて行ってもらいました。
出産て、すごいことなんだなあと、しみじみ思いました。
2人目の出産体験では、気付きがありました。
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