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高校選びでの、通学時間の考え方「大学進学希望の場合、1時間が限界?」

通学時間が長いと帰りも遅くなり、かなり疲れてしまいます。

こんにちは、nocotoです。

気に入った高校が遠いから、通えるどうか心配…。

高校受験の時に、通学時間のことで悩む人は多いでしょう。

この記事では、高校選びのための考える材料を挙げていきます。

 

高校選びをする時に、皆さんは何を基準に選びますか?

子供自身が絶対にここに行きたいと、心に決めている高校があればいいです。

しかし、なかなか決められないでいる人の方が多いように思います。

首都圏は選択肢が多く、選びにくい

特に首都圏では、学校の選択肢がとても多く、決断しにくいという悩みも出てきます。

また、魅力的な高校が見つかったとしても、駅から離れていて通学に時間がかかるという理由で、決断しにくいことも多いです。

 

部活をしていると、なかなか高校見学に行けないという状況。

高校入試の直前まで、志望校を絞れない子がたくさんいます。

それでもだいたい、2校くらいには絞っているようです。

 

1校に絞りきれない理由の一つに、距離の問題が大きく立ちはだかっているように思います。

遠ければ、時間の問題だけでなく、交通費もかなり高くなってしまいます。

 

こだわって遠くの高校に通うと決めたお子さんもいましたが、交通費だけで年間50万円もかかると、親御さんは嘆いていました。

電車とバスを利用するとなると、このような金額にもなりかねないのですね。

これは極端な例ですが、とにかく驚いてしまいました。

 

また、首都圏では敷地が狭いということがあり、自分のニーズが全てそろった高校を求めるのは、難しいかもしれません。

特に都内では、運動場が狭い高校は本当に多いです。

目的意識をはっきりと持ち、割り切る気持ちが大切です。

通学時間の限界は?

通学時間に関しては、大学進学を考えているかどうかで、考え方が大きく変わると思います。

大学進学を希望している場合は、通学時間のことは慎重に考えなくてはならないでしょう。

二つの学校の例から、どちらの高校を選ぶかを考えてみましょう。

以下の二つの高校は、偏差値は同じくらい。教育方針はどちらも魅力的。

 

①広大な敷地に立派な校舎。部活の設備も充実している。通学に1時間20分かかる。

 

②敷地が狭く、運動場は離れたところにあり、部活は少々不便。30分で通える。

あなたならどちらの高校を選びますか?

特に首都圏では、こうした選択肢で悩んでしまうことが多いのではないでしょうか。

勉強と部活、どう考える?

通学時間の問題さえなければ迷わず①ですが、②を選ぶことの方が現実的ではないでしょうか。

しかし、運動部で頑張りたいという場合にはかなり悩むことになると思います。

大学受験を考える場合、帰宅してからも、かなりの勉強をしなくてはなりません。

運動部に入った場合、長時間かけて帰ってきて、さあ勉強というのは並大抵ではありません。

部活をするなら少しでも近い方が、勉強はしやすいと思います。

敷地が狭くても、高校の近くの施設を借りて部活をしているケースも多いので、説明会などで調べておきましょう。

良質な睡眠時間をとることも大事

もし遠くても、空いている電車なら、単語帳を見るとか睡眠を取るとか、通学時間を有効に使えるとは思います。

しかし、通学時間に少しの睡眠をとるよりも、自宅で少しでも長く、まとまった睡眠をとれる方が、勉強時間の確保にも繋がるでしょう。

 

もし、電車の時間を睡眠に当てた場合、通学に時間が取られるため、家でも勉強時間があまり取れない、電車やバスでも寝てしまう。

結局いつ勉強するの?ということになる可能性は高いと言えます。

このスパイラルに陥ると大学受験はアウトです。

ここまで一度、考えてみてから決断するといいでしょう。

 

そして、満員電車での遠距離通学の場合。

勉強することも睡眠をとることも無理です。

時間と体力を無駄に使うだけ。

①はもう選択肢には入りません。

大学受験には近い方が有利

休日に場所を変えて勉強したい場合、高校の教室や自習室を使うことができます。

近い方が、通おうと思う気持ちになれるのではないでしょうか?

塾や予備校に通うのが難しいという場合には、学校が近いというのはかなりありがたいことです。

私の息子は近い高校に通っているので、休日は学校で勉強することが多いです。

 

有名国立大学の附属高校の中には、受験資格を「1時間以内で通学できる範囲の人」としている学校もあります。

このことからも、大学進学を考えている人にとっては、近いということは重要になると考えられます。

 

「大学進学」ということが目的なら、大学を選ばなければ合格することは可能でしょう。

しかし、少しでも高みを目指して頑張りたいという場合には、勉強するための時間と体力を確保しなければならないと思います。

遠くても超難関大学に合格した人もいる!

高校が近いに越したことはないでしょうが、1時間15分かけて通いながら、超難関大学に合格したお子さんもいます。

そのお子さんは体力のある男の子。

中学の時から、勉強をあまりしなくてもテストの点が取れてしまうという、天才肌でした。

高校でも、学校で集中して勉強し、家ではやらないというタイプ。

そのような子でしたら、それほど通学時間を気にしなくてもいいのかもしれません。

ただ、ここまで兼ね備えた子はなかなかいませんよね?

大半は普通の子。

苦痛に感じない程度の距離の学校を選ぶよう、促してあげたい気がします。

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