こんにちは、nocotoです。
前回の、富田直美さんの講演会のお話の続きです。
あなたは考えたことはありますか?
「一番大切な人は誰ですか?」と聞かれた時の答え。
この質問に対して、考えたことがない人は戸惑ってしまうかもしれません。
私は聞かれた時にぱっと思い浮かぶ人がいました。
一番大切な人を考えてみよう
富田氏が、会場の皆さんに向かって、「あなたの一番大切な人は誰ですか?」と質問を投げかけました。
選択肢を作って全員に手を上げてもらいました。
まず最初に、「自分が大切な人」と聞かれました。
手を挙げた人はまばらでした。
次に、「子供が大切な人」。
この時に多くの人が手を上げました。
他にも選択肢があったと思うのですが、忘れてしまいました…。
さあ、あなたはどちらですか?
正解はどちらだと思いますか?
え、正解!?
正解なんてあるのと思いますよね?
あるのです。
答えるべき答えが。
答えは、「自分」なのです。
自分のことが一番大切でないとダメなのだそうです。
自分を大切に思うことによって、結局は人生うまく行くということなのです。
富田氏は強い語り口調で話していました。
私が思うに、大半の人は、無意識では自分を第一に思っているのでしょうが、意識的に大切にできていないのではないでしょうか。
意識的に。
自分らしさを押し殺し、無理に何かのために生きようとしているのではないでしょうか?
ちなみに私は、「自分」に手を挙げていました。
だって、自分の精神的コンディションが良くないと、家族に優しく接することができないから。
友人とも明るくお喋りできないと思うし…。
自分が楽しければ子供のことも楽しませてあげられる。
これは長年の経験で実感していることで、私が楽しい気持ちでいないと、暗い雰囲気が家族に伝染してしまいます。
姑がよく言っていたことがあります。
「母親は太陽でなければならない。そのためにはゆとりや好きなことをするのも必要。」
本当にその通りだと感じています。
何か楽しいこと、やりがいのあることが自分の生活の中にないと、つまらないですよね?
できればしたくない仕事や家事だけの生活だと、何のために生きているのかが、分からなくなってしまいそう…。
だから最近は、意識的に自分のために楽しもうとしています。
大げさかもしれませんが、何年か前までは、ひたすら家族のため、家のために身を捧げていました。
子供が3人いるので、そうなってしまうのは仕方がないのかもしれませんが。
とにかく、自分に個性を感じることができなくなっていました。
また、何かを始めたいなんて思ってはいけないとさえ、感じていたかもしれません。
やがて、末っ子ちゃんが幼稚園に通うようになると、時間に余裕が生まれました。
その頃から、母親が楽しむことが後ろめたいなんて気持ちは、少しずつ捨てました。
自分を大切にするということ
いざ、自分を大切にしようと言われても、どうすればいいか、すぐには答えが出ないかもしれません。
自分を大切にするということは、
自分の生きたいように生きること
自分を表現すること
自分の意見を主張をするということ
抽象的ではありますが、挑戦してみたいと思っていることがもしあれば、是非とも行動を起こしてほしいと思います。
お子さんがいる場合は、大人のチャレンジする姿を見せられれば、最高の教育となるでしょう。
今の時代、子供達が社会に羽ばたいた時に、自分の意見や希望を主張できる、積極的な人間でいられることが重要だと言われています。
受け身では豊かな人生を送ることが難しい時代です。
自分を大切にできるチャンスが到来する
現在、能力のある多くの人が子育てや介護によって、働きに出たいのに出られないということがあるでしょう。
しかしそれも、ハンデではなくなる時代がもうすぐ来るはずです。
ネットが繋がっていれば、どこでもできる仕事はたくさん生まれるから。
仕事をしたいと思っている人にとっては、子育てや介護をしつつも、仕事もできれば幸せになれるのではないでしょうか。
そんなお母さんの幸せな姿が子供を幸せにします。
世の中の動きに関心を持ち、コミュニケーション力を発揮し、とにかく話してみてください、行動してみてください。
自分を表現していくことが、自分を大切にするということなのです。
好きな自分でいてください。
そこから未来は始まります。
続きもありますのでお読みください。
自分を「大切にする」という解釈を間違えている人が多く残念に思います。
このようなコラムがあるおかげで、何がなんでも「自分優先」にする実母にうんざりしています。「自分が大切」だから家族が傷つこうが屁とも思わない。「代わりに」という遠慮も愛もない。だから、自分が大切という論は間違えています。自分が資本、という論が正当だと思います。