初めに私のプロフィールをお読みください

二世帯住宅を建てるまでのお話

間取りを考えるのが難しいけど楽しい二世帯住宅。

こんにちは、nocotoです。

今の家を建ててから、はや15年の月日が流れました。
結婚当初は夫婦二人で、親の貸家の小さなマンションで暮らしていました。
どちらかというと単身世帯用の広さなので、二人では狭いけどなんとか住めるという感じ。

約2年後に息子が生まれ、動き回るようになると、もう少し広い家に住みたいと思うようになりました。

ある日、すぐ近くの一軒家に住む、夫の両親宅に伺った時にその事を伝えました。
私達は他のマンションを借りるつもりでいたのですが、母が「じゃあ、この家を建て替えましょう!」
即答でした。
私達はそんなつもりはなかったので、突然のことに戸惑ってしまいました。

きっと母達は一緒に住む日を心待にしていてくれたのでしょう。
建て替えの話がいきなり出ましたが、家をとりかえっこしてもいいよという提案もしてくれました。
つまり母達が貸家に住み、私達が両親の家に住むという、驚きの提案です!
母たちは皆で一緒に住みたいというのが本音なのですが、精一杯の気遣いでそう言ってくれたのだと思います。

しばらく考えることにしました。

私たち夫婦は、家を建て替える場合はキッチンやお風呂も別々の、分離型が希望でした。
家を入れ替わるという件に関しては、夫はそれはさせたくないと。
それはそうですよね、そんなことは確かに気が引ける。
母達は自分達が建てた貸家なので、住んでみたいという気持ちも少しはあったでしょうが、ちょっとそれはできない。
また、そんなことをしたらご近所さんからどんな目で見られるだろうか?

どこか他のマンションを借りるというのが一番気楽なのですが、将来を考えるとやはり建て替えがいいのかなと。
夫いわく、いつか一緒に住むなら早い方がいいと。
親がもっと年をとり、わけが分からなくなってから一緒に住むよりも、今からの方がいいだろうと。

父も母も70代前半で、元気にしています。
元気な今が建て替えるべきタイミングだと判断し、両親にそう伝えました。

すると、母も言っていました。
「何もできなくなってから一緒に住むより、元気なうちに孫の面倒を見てあげたりして、それからお世話になりたいの」と。
母の深い思いを感じました。

さて、いざ建て替えることになり、どのような形態にするか。
私は分離型にして欲しいと思っているけど、母の性格からすると多分、全部一緒がいいと思っているだろうなあと予想。
やはりその通りでした。
家族みんなが一緒にいて、温かい団らんが欲しいと。
お母さんの気持ちはよく分かります、分かるけど私には自信がない…。

母は完璧とも言える専業主婦なので、きっとずぼらな私は気を遣いすぎて壊れてしまうであろうことが目に見えている。
母もきっと我慢が多くなってしまうのでは!?

すると、いつも寡黙な父が言いました。
「別々にした方が気を遣わなくていいよ。」
父親絶対主義の我が家なので、この一言で決定。
感謝です。でもお母さん、夢を叶えてあげられなくてごめんなさい…。

それからはどんな間取りがいいか、二世帯住宅の本を買い、マイホームへの夢を膨らませて行きました。

あれこれ希望はありましたが、土地が狭いので全てが思い通りに行くというのは無理。
玄関は共同で、キッチンとお風呂は分離型ということになりました。

赤ちゃんを連れて、両親と一緒に住宅展示場巡り。
何社かに見積もりを出してもらって比較して。
最終的には積水ハウスに無事、決まりました。
決まるとトントン拍子に進み、あっという間に完成!

楽しみだけど不安もあった、子育てしながらの新築。
あの頃の私、よく頑張った!

断捨離し始めてから友人に借りて読んだ本ですが、家を建てる前に是非読んでおきたかった本です!
間取りを考えるための参考にもなります。


住宅メーカーによって全てが全く違います。こだわりに合うメーカーを選びましょう。


イメージしやすく、同居の心得も学べます。

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