こんにちは、nocotoです。
約2週間前、我が家で大事件が起こりました。
夜中の1時近くにようやく就寝した時のことです。
私は2階で寝ているのですが、3階からドタン!!という音が。
慌てて見に行くと、義父がリビングで座り込んで動けない状態。
義父は83才。
救急車を呼ぶべきか否か?
大変!まずは寝ている夫を起こしに行きました。
眉の所から少量の出血があり、眼鏡が飛んで変形している…。
倒れたのか?転んだのか?どっちにしても大変な状況。
救急車を呼ぼうと思ったけど、父が呼ばなくていいと言い張るのでした。
もし父の言うとおり、救急車を呼ばないでいて、脳内出血でも起こしていたらどうしようと思うと、不安でたまりませんでした。
また、そんなことにでもなっていたら、義理の兄にも「なぜ救急車を呼ばなかったんだ!」と怒られるかもしれないし。
しかし、父はかたくなだったので私達は従うことにしました。
ベッドに自分で行けると言っているけど、なかなか動こうとしない。
どこか骨折してる?頭を打った?
でも行けると言い張るので、しばらく見守っていました。
ところが一向に動きそうにないので、夫が手伝ってベッドに寝かせました。
何度も確認をしたけれど、父は大丈夫だと言う。
その晩はとりあえず寝ることにしました。
明日の朝、調子が悪そうだったら病院へ連れて行こう…。
転んだことをきっかけに介護が始まるの!?
翌朝、、
いつも早起きで、新聞を私達の部屋の前まで持って来てくれていた父ですが、今日は届いていない…。
恐る恐る寝室を見に行くと、まだ父はベッドに横たわっていました。
よく見ると大変なことに!
布団が…。
夜中、自分で起きてトイレに行けなかったようです。
ベッドのマットレスの上に敷いてあった布団は、処分することになりました。
会話は一応できていたので、夫が手伝ってトイレに連れていきました。
父を着替えさせ、父の通った所を拭き掃除。
この時、私たち夫婦には並々ならぬ不安が押し寄せました。
もしかして介護が始まった!?こんなに急に!?
どこか痛いのならば、いや、絶対に痛いはずだから、病院へ行った方がいいので、父を説得しようとしました。
しかし、病院には絶対に行きたくない父。
大丈夫だからと、かたくなに拒んでいました。
いつもよりはスローペースだけれど、何とか歩けてはいる…。
父がそこまで拒む気力があるのならと、もう少し様子を見ることにしました。
ただし、以前から用意してあった尿取りパッドはつけてもらうことにしました。
ここでも、本当に病院に連れて行かなくてもいいのだろうかという罪悪感のようなものに、さいなまれていたのでした。
もともとタフな義父は頑張ろうとしていた
平日の朝のことだったので、バタバタと子供達を学校へ送り出しました。
それから父が外に出ようとしたので、どこへ行くのかと尋ねると、眼鏡を直しに行くと。
「お父さん、それは後で車で一緒に行こうよ。お店は10時にならなきゃ開かないから待ってて。」
しかし父は、早くから開いている店があるからと歩いて行ってしまいました。
なかなか帰ってこないので、心当たりのある眼鏡屋さんに行ってみましたが、来ていないと。
探しながら帰宅すると、父が帰ってきていました!
なんと、眼鏡屋ではなく、床屋へ行っていたのです。
確かにさっぱりしていました。
床屋に行くつもりだったのに眼鏡屋と言っていた勘違いはあったけれど、これだけしっかりしているのなら大丈夫だろうと、一安心しました。
しかし、ここから意外な展開があったのです…。
続きは後日、お伝えしますね。