こんにちは、nocotoです。
我が家の末っ子、小4女子のお話です。
性格は一言で言うと「猪突猛進」タイプ。
思ったら吉日、即行動する子です。
好奇心も旺盛で、やりたいと思ったら必ずやるような勢いがあります。
そのような点が、上の子二人と全く違うところです。
キャンプに行きたい!
一学期に学校から、サマーキャンプのお知らせをいくつかもらって来ました。
多分行きたいと言うだろうなあと予想したのですが、ビンゴ。
私は市が主催のキャンプを薦めました。
キャンプ場も埼玉県内だし。
しかし、娘はお知らせの紙を自分で見て、違う方を選びました。
そちらは4泊5日と長めで、場所は長野県、金額もそれなりにします。
しかも集合場所は新宿。
私は市の2泊3日で十分と言ったのですが、絶対に聞きませんでした。
娘は釣りもしたいらしく、2泊というのも物足りないようで、長野の方がいいと言い張るのです。
しかも、一人で平気だと言うのです。
一人で参加するというのはとても理想的。
応援したいけれど、とっても心配。
4泊5日のキャンプ中に台風が来る可能性も十分にあるし。
蜂に刺されたとか、熊が出たとか、危険を考え出すと不安で不安で…。
しかし、本人があれだけ行きたがっているし…。
一人で乗り込んで行こうという勇気を応援できるチャンス!
我が家では、自分で選ばせるということを重要に考えています。
今回は自分で内容を把握し、それぞれのキャンプの内容を比べ、好きなものを選ぶという作業がしっかりできています。
あとは親の勇気。
夫とも相談し、心配ばかりしていても始まらないということで、思い切って申し込むことにしました。
その頃、長男もオーストラリアの研修旅行前で、準備があり、気を揉んでいたところでした。
長時間の飛行機の旅というのも心配。
私って結構心配性だなあと自分でも思うのですが、世の中のお母さんたちはどんなものでしょうか?
心配ばかりしていたら、子離れできなくなるぞと自分に言い聞かせるのでした。
本当に興味があることに対しては自分から動ける!
申し込んでからは、本人はとても楽しみにしていて、毎日のように「キャンプが楽しみ」と言っていました。
まもなくして、案内の冊子が届来ました。
それには、キャンプの内容や持ち物、相談員(お世話してくれるボランティア)の紹介が載っていました。
娘は何度も何度も読み返し、持ち物なども暗記しそうなほどでした。
想像を膨らませ、既にキャンプが始まっているかのよう。
本人がいろいろをしっかりと把握していたので、親は楽でした。
もちろん準備は、自分でできることは全て楽しそうにやっていました。
興味のあることには、こんなにも自分でしっかり準備ができるものなのだと、驚きました。
と同時に、今までもっと本人に任せても良かったなあと。
子供の旅は親にとっても心の旅
この夏休み、長男と次女を大型の旅行に送り出し、本人たちは刺激を受け、成長して帰って来ました。
同時に、意外にも親にとっても成長する機会となりました。
長男の方が先に出発したのですが、やはり海外ということもあり、出発までずっと心配で落ち着きませんでした。
息子自身も直前はとても緊張していましたが、すごく楽しみだとも言っていました。
楽しみな姿に少しは癒されていたような気はしますが。
同時に娘の方も一人で大丈夫だろうかと、ダブルで心配でした。
ところが、いざ息子が旅立ち、無事にオーストラリアに到着したと分かると、急に気持ちが楽になりました。
同時に、娘に対しても、海外に比べれば国内なんて、何も心配することない!という気持ちになれたのです。
いよいよ当日、たくましい姿でバスに乗り込んで行きました。
バスに乗ってしまえば、親の事はもう忘れているよう!?
なかなか窓の外を見てくれませんでした。
うん、それでいい。
キャンプの中盤ごろ、台風の為、近くの小学校に避難したという経験もして、無事に帰ってきてくれました。
今までで一番楽しいキャンプだったそう。
旅行に行くのは子供だけど、それを送り出すということは、親にとって子離れするいい機会だと思いました。
これからは子供のことは子供に任せればいい、うるさく言わないでおくことができそうな気がしています。
子離れするには、時間がたっぷりある夏休みがチャンス!
来年はどこへ旅に出るのかな?