こんにちは、nocotoです。
子供に怒りたいなんて思っていない。
いい子だねって褒めてあげて、楽しい会話をしたい。
優しく子供にほほえみかけている自分てどこにいるのかな…?
前回の記事、子供に怒りすぎたら自己嫌悪になるでしょうが…の続きになります。
怒らないって難しい…
日常の些細なことから小言が始まり、それが重なると感情的になり、怒ってしまう。
特に小学生くらいの子供を育てている時期は、怒りの感情のスパイラルに陥ってしまうことがあり、精神的にかなり疲弊してしまうことがあると思います。
中学生、特に男の子の場合もこのようなことは起こりがちになってしまうのでは?
「子供のいいところは褒めてあげよう」ということはよく聞ききます。
もちろん、親なら我が子のいいところを見つけて褒めてあげたいと思っていますよね?
ところが、褒めてあげられるところなんて見つからないから、褒める機会が全然ないと困っている人はたくさんいます。
ましてや怒りのスパイラルに陥ってしまうと、なかなか冷静な状態には戻れなくなってしまいます。
そんな時はまず大きく深呼吸して、気持ちを落ち着けましょう。
さて、この怒りのスパイラルに入らないようにするにはどうすればいいか?
先手必勝で、まずはこちらから仕掛けて、いい状態を作ります。
今回は「褒める」ことに焦点をおきます。
褒めるチャンスを見つけよう!
褒めるという行為は、何か特別ないいことが起これば誰にでもすぐに、自然にできますよね。
例えば、かけっこが1位だったとか、学校で書き初めや図工の作品が選ばれた、とか、テストでいい点数が取れたとか。
しかしそのようなことは、たまにしかないこと。
なかなかそのような機会に恵まれない子もたくさんいるのです。
活躍できないどころか、忘れ物はして行くし、何も自分一人ではできないし…。
普通のことさえできない子だから、褒める部分は一つもないと思っていませんか?
そんなことは決してありません!
どんな子に対しても褒めることはできます。
例えば、朝、目覚まし時計をセットしていても、なかなか起きて来ないので、ほぼ毎日起こしているという状態の場合。
親は、どうすればいいかと考えたあげく、起こさないで遅刻して痛い目にあわなきゃダメだ、という考えに至ることが多いと思います。
でも遅刻したら困るし、親にもその勇気はありませんよね?
結局のところ、この方法は現実的ではありません。
気長に待てばチャンスは訪れる
朝寝坊さんにも、たまには時間に、あるいは少し遅くなっても自分で起きてくる日はあると思います。
その日がチャンスです!
その日を根気よく待ち続けてみてください。
自分で起きてきた日があれば、「自分で起きられたね、すごいじゃない!」とすかさずそこで褒めてあげてください。
たとえそれが起床予定時刻を過ぎていてもです。
自分で起きたということだけで素晴らしいことなのです!
更に、予定時刻に起きてきた日には、「今日は早起きだね」のように声をかけてみるのもいいです。
子供にとっては普通のことがやっとできたという認識ですが、お母さんに「早起きだね」なんて言ってもらえると、それは最高の褒め言葉として子供はとらえるのです。
すると、次の日も自分で起きられる可能性が高くなります。
そしてもし、お母さんに余裕があれば、夜寝る前にも「今朝は自分で起きてくれてありがとう、おかげでお母さんも助かったよ」という感じで振り返りをしてみましょう。
その時に気を付けてほしいことは、決して「明日も自分で起きてね」とお願いや命令するような言い方はしないでほしいのです。
あくまでも自分からやってみようと思えるような言葉がけにしてください。
子供はお母さんが喜んでくれたら嬉しいもの。
お母さんの為に頑張りたいという気持ちは、子供が小さいうちは、子供が頑張れる為の大きな原動力です!
子供が自発的に動くような声かけをしよう
このような方法はもちろん、中学生にも高校生にも効果はあります。
うまく行けば習慣化に繋がります。
しかし、たいていは短期的なものだったり、単発的なもので終わったりします。
子供が自発的にいい状態を作るためには、お母さんの普段の声かけが最も重要です。
是非、根気よく続けてみてくださいね。
お母さんの「ありがとう」という言葉は、子供の心の中に瞬間で浸透します。
小言ははじいてしまいます。
効率の良い言葉がけを心がけましょう。
小言のモードに入らないようにするためにも、当たり前のことができたら感謝し、褒めてあげましょう。
先手必勝です!!
もう一度言いますが、子育てには根気が必要です。
是非、実践していただき、親子でハッピーになりましょう。