こんにちは、nocotoです。
昨日は次女の通う小学校の卒業式でした。
6年生との登校はこれで最後なので、私も娘と一緒に通学班の集合場所へ行きました。
6年生達に一言、挨拶をしたかったから。
私が小学生達と顔見知りになった理由
私は毎朝、犬の散歩をしています。
ある日、いつもより早い時間に散歩の準備ができ、娘の登校時間と同じになりました。
その時は何気なく、通学班の集合場所に、娘と一緒に向かったのです。
可愛いワンコが一緒だったので、子供達は喜びました。
犬が苦手という子もいましたが。
きっかけとなってくれたのは犬
小学生達はワンコを撫でてみたいと近寄ってきたり、逆にワンコに寄って来られるとちょっとビックリしたり。
皆、表情が豊かになり、あっという間に自然にコミュニケーションが生まれました。
この時、朝から笑顔がこぼれるのは、ちょっといいことだなと感じました。
私も子供達の笑顔を見られたのがなんだか幸せで。
これからはこの時間に散歩しよう!
ということでそれ以来、頑張って通学時間に犬の散歩をするようになりました。
雨の日、冬の寒い日以外は。
毎朝続けることにより、何人かはワンコに深い愛情を持ってくれるようになりました。
雑談をしてくれるようになった子もいます。
憂鬱な気持ちを話してくれる子もいました。
私も、教えてあげられることは教えてあげようと、ほんの数分の限られた時間ですが、頑張って伝えようとしました。
自然に「おはよう運動」ができていた
娘の集合場所に集まる小学生は十数名ですが、その通りは他の班の子供達もたくさん通ります。
娘の友達にも会うので、おはようの挨拶ができます。
犬を連れているので、他の学年の子供達も興味を示してくれます。
そんな感じなので、私はその道を通っていく小学生達に「おはよう」とか「行ってらっしゃい」を言うようになっていました。
最初から元気におはようと返せる子はほとんどいないのですが、続けるうちに堅い表情が少しずつ打ち解けて行く子もいました。
今では、私が覚えていない子でも、下校中にすれ違ったりすると、「あ、あの人だ!」なんて言ってくれることもあります。
そんな時は私も嬉しくなってしまいます。
「おはよう」最後の日
そして卒業式の日。
通学班の6年生に、「卒業おめでとう!娘がお世話になりました」と伝えました。
すると、一人の男の子の返してくれた言葉に私は一瞬、息を飲みました。
「僕はお兄さんにお世話になりました。」
かつて、長男も同じ小学校に通っていたので、その子とは2年間同じ通学班でした。
低学年の時のことを覚えていて、そして今、こちらもありがたくなるようなことを言ってくれるなんて…。
私は涙をこらえると共に、その子の成長を嬉しく感じました。
最高のPTA活動だと感じた!
結果的に、朝の犬の散歩は「おはよう運動」になっています。
小学生達とコミュニケーションをとり、朝から生き生きとした表情を引き出してあげることは、とてもいいことだと感じました。
時には時間に遅れてしまい、何があったのか、泣きながら一人で登校する子もいました。
そのような子を見つけた時には、学校まで送ってあげることもできました。
学校へ行きたくない様子で、一人で立ちすくんでいる子を送ってあげたこともあります。
そんな時、そばにいてあげられてよかったな。
そして翌日、元気に登校する姿を見られた時は安心しました。
子供達を見守る活動はとても大事なことで、このような活動が広がればいいなと思っています。
春が訪れ、朝の冷え込みも和らいで来たので、これからもせっせと通学班に、ワンコと一緒に顔を出します♪