こんにちは、nocotoです。
子育てでも何でもそうなんですが、知らないと損をするということを、痛切に感じたお話をしたいと思います。
私は子育てに関して、すごく後悔しています。
先日、友人宅でガトーショコラの作り方を習いながら、子育て談義をしていました。
結婚のお手伝いができたらいいなあという記事を以前に書きましたが、その時の会話の続きです。
ガトーショコラの会で一緒になったYさんは、中学校の家庭科の先生をしているので、子育てに関する知識が豊富。
話を聞いていると、とても勉強になります。
Yさんは探究心も強く、いいことは常に取り入れようという姿勢。
そんなYさんと、子供の脳の成長についての話になりました。
お互い、脳科学については関心があります。
脳の基盤は10才までにできあがる!
10才までにできあがってしまう脳。
このブログで以前に、「育脳ごはん」についてお話したことがあります。
>>「育脳ごはん」の料理教室に参加!食材で子供のIQや学習能力を上げることはできる!
その時の料理教室で、自分の子育てに関してひどく後悔したのですが、今回のガトーショコラの会でも、また後悔の念が発生してしまいました…。
前回は「食育」に関する後悔。
今度は「会話」に関する後悔。
言うならば、「育脳ごはん」に対して「育脳会話」といったところでしょうか。
脳が成長しきってしまう10才までに、正しい会話を積極的に行うことは、とても大事なのです。
胎児の時からたくさんの文章を語りかけることが大事
幼い頃からたくさんの言葉を浴びることに伴って、脳も育っていきます。
言語をたくさん取り入れることによって、脳の育ち方はとても良くなるのです。
幼い時から積極的にということですが、実は、胎児の時から効果はあるのです!
何も知らない、お腹の中の赤ちゃんも、聴覚は育っています。
脳だってすごい勢いで成長しています。
胎児の時から10才までの間に、どんどんシナプス(神経細胞の繋ぎ目)は繋がっていきます。
赤ちゃんにとって意味は分からなくても、どんどん語りかけてあげるといいそうですよ。
語りかけ方も、できればちゃんとした文章で。
幼い時に浸透した言葉は、その子の言語の基礎を築くので、できるだけ良質な語りかけをしてあげてください。
妊婦さんの場合、人と会話して楽しい時間を持てば、ママのリフレッシュにもなるし、子供にもとてもいい状態が作れるということです。
健康状態が良好は妊婦さんは、活発におしゃべりを楽しんでみてくださいね♪
後悔先に立たず
さて、Yさんとそんな会話をしたあげく…。
Yさんも私も、過去にそういう意識はなく、ちゃんと語りかけてこなかったと…。
しばしの間、二人して後悔の念にさらされたのでした。
今でこそ、育児について研究しているからこのようなことを語れますが、新米ママだった頃は家事と子育てに精一杯で、勉強不足でした。
育児書を読んだりセミナーに参加したりする機会が持てず、閉ざされた自己流の子育てでした。
ネットも今ほど発達していなく、分からないことを検索とかいう時代でもなかったので。
そして子育てに夢中だった頃は、やっとの思いで一日を過ごしていて、精神的ストレスも感じていました。
しんどい、楽になりたい、一人で自由に動きたい…。
心にゆとりがなくて、会話の成立しない赤ちゃんに語りかけようという気持ちは、なかなか持てないでいました。
もし、このような脳科学の話を当時から知っていたら…。
赤ちゃんに語りかけるのはいいことだということくらいは知っていましたが、漠然とだったのです。
脳科学的観点から知っていれば、また違っていたのではないかと思うのです。
これからママになる人、小さいお子さんのいる人には私のように後悔してほしくない!
是非とも今すぐに実践していただけたらと願っています。
そうはいっても我が家の末っ子はただいま10才。
まだ成長の余地はあると信じて、これからでもいっぱい話そうと思います。
10才を過ぎても成長はできる!
10才を超えたからといって、それで終わりではありません。
シナプスの通りをよくすることはできるのです!
脳は使っていない部分は退化してしまいます。
使えばシナプスの通りが良くなり、スピード感も付き、鍛えられます。
鍛えれば成長するのは、筋肉や感覚、コミュニケーション能力もしかり。
脳の基盤は10才までにできあがるけれど、それを使いこなせるかどうかは一生のこと。
使おうとしなければ、いくら優れた基盤を築いても、宝の持ち腐れということになってしまいます。
会話を楽しみ、どんどん言葉を浴びせて、脳の回路が成長するお手伝いをしてあげましょう!
かわいい子供達の成長を願って、そしてママさん達が充実した子育てライフを楽しむ為にも、このお話をシェアしていただけると嬉しいです。