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長女の習い事~運動編~

前回の長女の習い事~文化編~に引き続き、今回は運動編です。

運動系の習い事は一年~1年半サイクル

こんなに短いサイクルで習わせようとは思っていなかったのですが、いろいろな理由からそうなってしまいました。

体操教室

年中の時。
幼稚園で放課後にやってくれていた体操教室で、息子のサッカーと同様、幼稚園の延長のような感覚で習わせていました。
跳び箱やマット、鉄棒などが中心で、人数が多くて待ち時間が長い。
先生もきめ細やかに見れてない感じ?
正直、金額と見合わない。
内容的にも長女にとってはこなせることばかりで、もったいない感じがしたので1年間でやめさせました。

エアロビ

年中の後半~年長。
私事ですが、結婚してから子供ができるまで、しばらくスポーツクラブに通ったことがありました。
そこではジムやプール、エアロビで鍛えていましたが、いつの間にかエアロビオンリーになっていました。
楽しかったのです。

近所に子供向けのエアロビ教室があると聞きつけ、早速体験に。
仲良しのお友達も一緒に行ったので盛り上がり、やってみたいと。
踊る姿を見学できるのも、親にとっては楽しそう♪

役員になった人は、鍵を開けに早めに来なくてはいけないとか、衣装を先生と相談して考え、発注、装飾品を買いに行ったりしなくてはいけないとか。
それは免れたものの、衣装を教えられた通りに加工するだけでも一苦労でした。

一年半、習わせてみて、何となくもう満足という感じになり、小学校に上がるのを機会に卒業しました。

新体操

小1の間だけ。
エアロビをやめてしまったけど、長女は生まれつき体がとても柔らかい。
何かないかと探したら、本格的にやっている新体操教室が!
ボールやフープ、リボンなど、女の子としては魅力的な競技。
柔軟体操にじっくりと時間をかけるので、体は柔らかくなるけど、道具を使った練習はお遊戯程度。
次のステップに進めるのは、オーディションに合格した子だけ。

一年間やってみて、毎回の送迎、そして簡単なものだけど衣装作りという作業はやはり大変でした。
もしオーディションに合格したら、練習時間や回数がかなり増え、練習場所も遠くなる。
衣装やレオタード等、全部手作り。
次女にもまだまだ手がかかるし、私には到底無理。
娘は受けてみたかったかもしれませんが、私の方が無理と判断しました。
このまま下のクラスを続けてもお遊戯程度のままなので、たった一年でもったいないけどやめることにしました。

バトン

小3の2学期~小4。
新体操をやめてから一年経った頃、運動の得意な長女が何もしないでいるのはもったいないなあと。
親も子も大変だという噂は聞いてはいたけど、近所の公民館のバトンを見学に行きました。
見学に行った時に皆さんがすごい技をやっていて驚きました。
高く高くバトンを真上に投げて、自分はくるっと回ってキャッチとか。
新体操もそうだけど、なんだかすごすぎて信じられない光景。

ここに入ったらこうなれるんだろうけど、新体操同様、母はとても大変なことになることはよく分かっている。
娘はやりたいと言っているけど、私、大丈夫なのか?
何度も自分に問いかけ、悩んでいるうちに見学した日から何ヶ月か経ってしまいました。

次女も年長になり、少し楽になってきた。
長女のかっこいい姿を見てみたい。
でも同居のお母さんは、病気になってしまったし…。
なんとか元気にしてくれてはいるけど…。

いつまでもこんなことをぐるぐると考えていても仕方がないので、無理だったらやめればいいやと、えいっと飛び込みました。
娘は次々と技をクリアしていき、見ていて楽しかった。
続いて次女も一年生になった時に習わせました。

しかし、大会は遠い会場が多く、埼玉から東京、千葉、栃木まで行き、その都度お当番も必要。
休日もイベントが盛りだくさんで、早起きして、おにぎり作って、二人分の髪をピシッと結って、衣装を着させて。
そういうのを楽しそうにこなしているママさんもいたけど、私には余裕がなく、大変を通り越して苦痛になってきました。
おにぎりばかり食べているのも嫌だったなあ。

衣装係になった時は、もう倒れそうでした。
先生のデザイン画を見ながらパターンを起こすところから始まり、試作品を作って先生に見せ、作り直しをさせられ、生地を買い、それを人数分に切り分け、皆さんに指導をする…。
プロじゃありませんからね、ぴたっと足にフィットするタイツとか、正直作れません。
しかも先生の書いた一枚の絵から、雰囲気を全て掴み取るなんて無理です。
でもやらねばならぬ…。
ほぼ徹夜という日が何日あったでしょうか、体調を崩してしまいました。
既製品を加工すればいいのにと、何度思ったことか…。

練習もあちこちで週に3~4日、1回につき3~4時間。
あまりにも忙しくなってしまい、夫や息子とも疎遠になりかけたような?

ある日、大失敗をしてしまいました!
夜のレッスンに出かける前に、夕食は作ったのに、母達に届けるのを忘れてしまいました。
二世帯住宅での同居なので、病気になった母が食事を作れなくなり、夕飯のおかずは届けていたのです。

随分と時間が経ってから忘れていた事に気づき、思わず悲鳴をあげてしましました。
病気のお母さんになんてことをしてしまったんだろう…。
そんなことが2回あったんです。
情けないやら、悲しいやら…。
しかも忙しくて美味しいものを作れてあげていないし、こんな生活していてはいけないな…。
これ以上、バトンに付き合っている場合ではない、今やるべきことをしっかりとやらなければ。
私も疲れてまずい状態。
というわけで、少々時間はかかりましたが、娘達になんとか説得してやめてもらうことにしました。

水泳

小4の1年間。
水泳は前から習いたいと言っていました。
速いスピードで泳げるようになりたいみたいで。
大きくなってから習い始めると、どんどん進めるものなんですね。
よし、一年で4種目マスターしよう!と目標をたて、途中、プライベートレッスンも入れたりして、見事一年で目標達成!

一年生の次女も一緒に習いました。
2種目めの途中までという中途半端なところでしたが、長女に合わせていったんやめることに。

硬式テニス

小5の1年間。
バトンをやめる時に、じゃあお母さんの負担がない習い事で、テニスを始めてはどうかと提案したところ、のってくれました!
テニスも二人一緒に始めました。
楽しそうだし、衣装作りもないし、自分たちで準備して出かけるだけ。
近所の公園なので自転車で行ける。
我が家のスタイルに合った習い事はこれだ!と確信しました。

しかしこれも、6年生になると学校のことや宿題、他の習い事で余裕がないと言うので、やめることにしました。
次女はテニスにはまり、今現在も楽しそうに続けています。

運動系習い事のまとめ

さて、数えてみると運動だけで6つも習い事をしてきました。
改めて振り返ってみて驚きました。
特に、エアロビ、新体操、バトンは長ーく続ける子が多いです。
親も全力投球で頑張っている人が多いです。
時には違う方向に熱くなりすぎる母も…。

我が子達はどれも短い間でしたが、ママさん達にはお世話になったし、仲良くしてもらえて楽しかったです。
私自身もいろいろなことを経験させてもらい、そして考えさせられ、自分がどう有りたいのかが見えてきました。
女の子の習い事って、母にとっての習い事でもあり、鍛えられます。
経験しておくといいかもしれません。

「自分がどうありたいのか?」
私が生活で一番大切にしているものはズバリ「食事」だということに気付きました。
バトンで身にしみて分かったのです。
週末は早朝から晩まで家を空けることが多くなり、平日も送迎に追われ、料理に全く時間をかけられず、コンビニでおにぎりを買う機会も増え、炭水化物ばかり食べていたような印象が残っています。
どうやら料理をちゃんとできないというのは、私にとってかなりのストレスになるみたいです。
母にも最後の方は、ろくに美味しいものを食べさせてあげられなかったし…。

病気にならないためにはストレスをためない、栄養バランスのとれた食事、運動だと信じているのですが、あの状態ではどれもできていない。
食事はなんとか形は作ってきましたが、正直あまり美味しくないと思うことが多く、充実感が得られていませんでした。
きっと家族も感じているだろうなあ。

今現在ではまともなものを口にし、家族の「おいしい!」がとっても増え、生活がとても充実しています。

習い事に関しては、自分の許容範囲、家庭の事情をよく考え、無理のない範囲で選ばなくてはいけないなと実感しました。
子供が健康に、元気に、よく遊び、人間関係が上手く行けばそれが一番いいのですから。
習い事はその次、と自分に言い聞かせている今日この頃です。

実はこのサイクルがいいのかもしれない!?

長女は小学校を卒業する時に、6年生の男女それぞれ一人だけが選ばれる体育優良児の表彰を受けました。

5年と6年とでは違う担任だったのですが、個人面談の時にどちらの先生からも、「運動が抜群ですがどういう運動をしてきたのですか?」と聞かれました。
「一年ごとに転々と水泳やバトンなどを習ってきました」と答えるだけでしたが。

帰国子女の友人がアメリカの中学校に通っていた時の話ですが、みんな部活は学期ごとに変わり、いろいろな運動が経験できたと言っていました。
それってとてもいいことだなあ、私、そういうの賛成だわ!と思ったのですが、結局は娘もそれに近いことになっていたなあと。
友人は多くのスポーツを楽しめて良かったと言っていたし、現在もいろいろな運動を楽しんでいる様子です。

あるスポーツをコンスタントにしている人でも、たまに他の運動をすると筋肉痛になりますよね。
全身を使って運動していても、あまり使われていない筋肉があるということです。
ありとあらゆる筋肉を使うには沢山の種類の運動が必要になるのでしょう。

一つのスポーツにこだわって極めるのも自信に繋がり、いいと思います。
一方、短期サイクルの運動は、体全体のバランスを整えるのに、効果的だと考えられます。

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