こんにちは、nocotoです。
PTA役員決めの限界時代「敗北感のない決め方を!」でお話しましたが、私は今年度、ある部会の部長になってしまいました。
今年は周年行事があるので、各部会の部長、副部長はその運営委員会にもれなく所属することに。
それで執行部の会議に参加したというわけです。
PTA執行部はうわさ通り激務だった!
その会議の顔ぶれは、校長先生・教頭先生・PTA会長・副会長・PTA三役会長等、小学校の中核の方々。
その日、私は午後1時半~4時過ぎまでPTAのお仕事に参加しましたが、用事があるため早退させていただきました。
執行部の人達は午前10時からずっと!
何時まで会議が行われていたのかは知りません。
その2週間ほど前にも委員会がありました。
その日も、執行部の人達は朝から集まっていたらしいのです。
もちろん、その他の日も何度か集まってお仕事してくれているのだと思います。
お断りして正解だと感じてしまいました
実は私は、去年のうちから執行部に入ってくれないかと頼まれていました。
しかし、大変だとは聞いていたし、仕事もしている身。
お弁当持ちで頻繁にPTAのお仕事に出かけるのは無理。
ということで、申し訳ないのですがお断りしました。
それからもなかなか引き受けてくれる人が見つからなかったらしく、2度、3度と頼まれました。
本当に本当に申し訳ないと思いながらもお断りしました。
その時のことを思うと今でも胸が痛むのですが、やはり無理なものは無理。
疑問を感じる仕事内容
話は戻って会議の内容ですが、周年行事についての段取りを決めるものでした。
何十周年の記念式典なんてものは、何十年に一度しかないもので、校長先生だってPTA会長だって右も左も分からない状態。
仕切るといってもなかなか仕切れない。
過去の資料を見たりもしたのですが、それだけでは全然動けない状態。
記念誌も発行するそうなのですが、歴代のどこまでの校長に文章を写真付きで提出してもらうかとか、祝賀会にはどこまで招待状を送るのかとか。
どこまでというのは初代の卒業生や町会長、民生委員、などということがあがっていましたが、私は早退したのでどう決まったのかは分かりません。
祝賀会の準備が非常に大変で激務だと感じました。
この為に仕事を休んで、膨大な時間を使って、執行部の皆さんが気の毒に感じてしまいました。
PTAの仕事内容を、子供達の為以外のことは、バッサリ簡素化した方がいいと考えている私にとっては、気持ち的に前に進めない内容でした。
よく、一緒にやるメンバーが気が合う者同士なら役員の仕事も楽しいよ、ということもありますが、たとえそうであったとしても私には向いていない仕事だとひしひしと感じました。
「申し訳ないけど」がまたついてしまうけど、執行部役員を引き受けなくて正解だったと確信しました。
皆で考え直したい
任意加入であるはずが強制的に参加させられているPTA。
くじ引きで強制的に委員長にならされ、泣きが入ったり、どうしてもできないからと、くじのやり直しになるケースを何度か見たり聞いたりしてきました。
私は決まったのにできないと言った人を悪いとは思いません。
むしろ、そういうはめになった人を気の毒に思います。
制度が良くないのだと思います。
執行部の最大の問題点は、束縛期間が長すぎること
一つ大問題だと思うのは、執行部に入ると、決まりではないけれど3年間抜けられないという精神的束縛があること。
これではますますやりたいと思う人がいなくなります。
保護者の皆さんで今一度、PTAのあり方を考え、改革の声があがればいいのですが、役員が決まってしまえばホッとして、それで終わってしまうのが現状。
そしてまた新年度に同じことを繰り返すことに。
皆さんの声が届かないと多分、何も変わりません。
無理に引き受けるのはやめた方がいい
また、別の方法としては、頼まれた人も、本当はできない、やりたくないと思っているのに、無理に引き受けないこと。
これ以上断ったら悪いなどと思わずに、堂々と断るべきだと思うのです。
もしそれで最終的に誰もやらなかったらどうする?
いないままでいいと思うのです。
予定人数が集まらなくても、やりたい、やってもいいという人達で、無理なくできる範囲だけのことをやればいいと思います。
そういうピンチな機会こそが変われるチャンスでもあると思います。
やりたいと思う人が積極的に自由に活動できるPTAになればいいなと思います。
そもそもPTAの役割とは?