こんにちは、nocotoです。
今年もとうとう4月がやって来ました。
PTAに関する話題が熱くなっています。
SNSでも話題に上ることが多く、皆さんの心の叫びを目にします。
nocoto-styleでもPTAの問題については取り上げており、4月に入ってからはその関連の記事を読んでくださる人が増えています。
>>PTAのあり方を考える前に、PTAとはどういうものなのかを知っておこう
今までに書いたPTA関連記事を書き出してみると、こんなにもありました!
私自身も疑問を感じ、悩みながら参加してきたといことですね…。
ただ、私はどうせやるなら楽しみたいというスタンス。
楽しむために、自分の成長も感じながら取り組んできました。
時代の変化とPTA
PTA活動を楽しもうとしつつも、やはり疑問は疑問として残っています。
時代が変化してもなぜPTA組織は全く変わらないのかという思いは常にあります。
しかし、他の学校を見てみると、既にPTA組織を改革している学校もありました。
PTAを無くしたという学校もあるようです!
無くなってよかったと思いきや、やはり不都合も出てきて、結局は似たような組織が再びできたというと学校も。
学校の先生だけではやりきれないこともあるので、全て無くすというのは賛成できません。
もっと簡素化してもいいのでは?
私は執行部に入ったことがないので、PTAの重要な任務について知らないことは沢山あますが、見ていて無駄だと思うことも山ほどあります。
一度だけ執行部の会議に参加した時に、必要ないと思う内容が多く、話し合いもらちがあかず、進まない状態でした。
隣の役員さんに、小声で「○○は省くことはできないのかなあ?」と尋ねても、予算が決まっているからと。
「予算が余ってもいいじゃない?」と言いたくても何も知らない私が、言えるはずもなく…。
無駄な部分を省くことから、改善すればいいのではないでしょうか。
例えば記念式典後の祝賀会
創立○○周年のような記念式典は、学校で生徒達がメインで行われますが、その後の祝賀会は生徒には関係なく、大人の為のもの。
子供の為に働くのなら、なんとか時間を裂いて協力しようと思えますが、大人の為にかなりの労力と時間を使うという事には疑問を感じます。
このような周年行事は毎年あるわけではなく、学校の先生も執行部も進め方が分からず、まずは困惑するところから始まります。
ボランティアの域を脱した激務だと感じました。
例えば記念誌
創立○○周年には、記念式典に加えて「記念誌」も発行されることが多いでしょう。
記念誌は生徒の写真も載っていたりしますが、PTAの執行部の人達が大変な苦労をしてまで発行する必要があるのかと問いたいです。
そしてこの記念誌、どれだけの人が読むでしょうか?
必要だと感じる人がどれくらいいるでしょうか?
私は、子供たちが創立何十周年という歴史を、その場で感じてくれればそれで十分だと思っています。
来賓の方々のお気持ちはいかに?
入学式や卒業式等の様々な式典や行事に、来賓の方々が多数、参加してくださっています。
きっとお仕事の合間をぬって来てくださっているなど、忙しいに違いありません。
中には喜んで参加してくださっている方もおられるでしょうが。
今や結婚式や葬式でさえも身内だけでという形式をとる人も増えていますよね。
学校行事も、先生と生徒、保護者がいれば十分ではないでしょうか。
来賓の方には失礼かもしれませんが…。
時代に合わせて式典に関しても簡素化していくべきではないでしょうか。
改革するには…
PTAの執行部には、我こそはと張り切って引き受けてくださっている、有難い保護者もいれば、頼まれて断ったけれど、再び頼まれて仕方なくという保護者もいます。
そして、執行部の役員を引き受けた人は、従来通りにしっかりと仕事を全うしなければという考えの基で働いているよう思いました。
大役を引き受けてしまえば、プレッシャーから、とにかくこなして行かなければと感じてしまうと思います。
そういう状態なので、簡素化して行こうとまでは思えないかもしれません。
一人一人が小さな行動を起こそう
皆がPTAの本質を考え、疑問に思い、改善したいという意識を持たなければ、改革の機運は熟さないと思います。
もともと、改革するということは、とてつもないエネルギーの必要な事で、そこに時間と情熱を注がなければなりません。
それはハードルが高いことなので、まず、今の自分に何ができるかを考えて見ましょう。
例えば、身近な保護者同士で話し合ってみるのもいいでしょう。
学校からのアンケートがあればそれで訴えかけるのもいいと思います。
一人一人が関心を持ち、その声が集まればやがて大きな力となって動き出すことになるでしょう。
まずは!
子供の為以外の仕事はなくし、会員の皆さんが自発的、積極的に参加したいと少しでも思えるようなPTAにしませんか?