こんにちは、nocotoです。
中学生の母親は、子供の話を聞くのがとっても大事なお仕事。
中学生に限らず、どの学年の子にも大事なことですが、小学生の時よりは内容に重みも増してきます。
毎日毎日、何か疑問に感じたことやショックだったこと、逆に嬉しかったことなど、土産話に持って帰ってきます。
大人にとっては些細だと感じるようなことでも、中学生にとっては重大なことなのです。
無意識に、そのことを解決したい、気持ちを軽くしたいと願っているのです。
→昨日も今日もブツブツ、思春期中学生女子のブツブツに付き合ってあげよう
女子は男子に比べると繊細
中学生は男子と女子とを比べると、精神年齢は1歳~3歳も女子の方が上だと言われています。
我が家にも男子がいるので、それは身にしみて感じることです。
だから女の子の方がしっかりしているという面では楽なのですが、コミュニケーション系のことで悩み始めるのも早いのです。
男の子は逆に我が道を行くで、細かい人間関係を気にするのはまだ先のようです。
ちょっとしたことに傷つき、寂しくなる
女の子は、お友達にああ言われた、こう言われた、あの子達はおそろいの物を持っているなど、ちょっとしたことが常に気になるようです。
中1は新しい友達がどんどんできる時期なので、人間関係も常に変化しやすく、その度に喜びや嫉妬心が渦を巻いています。
また、先生から言われた言葉も、大人の感覚で話されると、傷ついてしまうことがあるようです。
先生はおそらく、全然悪気はないのでしょうが、言葉のニュアンスをまだくみ取れないのです。
考えてみると、子供には結構ストレスが多いのかもしれませんね。
大人になってから些細なことで悩まなくてすむ体質を作るためにも、中学生のうちに積極的に負のコミュニケーションを経験しておくべきだと考えます。
子供の話を聴く時に注意すること
子供が辛そうに話をしている姿を見ていると、親ならば心配になるのは当然ですよね。
可愛さからつい共感してしまい、親も一緒になって批判的な体制になってしまうのは要注意です。
もし、親が常に同調する姿勢で話をしていると、子供は自己中心的になったり、あわやクレーマーの様になってしまう可能性が高くなります。
世の中には理不尽なことは山ほどあるし、自分の思い通りにならないこともしばしばあります。
でもそれらを乗り越えて行かなければなりません。
そういうストレスにぶつかった時に、自分でそれを上手く逃がすことができるスキルが必要になります。
だから親はそのことを意識し、子供の言うことに同情するばかりではなく、上手く助言してあげたいものです。
ではどうすればいいの?
今ぶつかっているストレスに対して、どうすれば気持ちを抑えられるのかを、一緒に考えてあげるのです。
・それは本当に悩む必要があることなのか?
・そこに執着することが本人の幸せにつながるのか?
・もっと視野を広げて考えれば、違う考え方も現れてくるのではないか?
このようなことを念頭に置きながら会話を進めていくと、子供の気持ちも落ち着いて行きやすいでしょう。
もし、それが難しいと言うならば、まずは話を聞いてあげるだけでもいいと思います。
ただ、一緒になって親も愚痴をこぼさないようにしましょう。
同情ばかりしていると成長につながりません。
子供のためにも親はコミュニケーションスキルを身につけていきましょう。
コミュニケーションの経験値がまだまだ少ない中学1年生
小学校から上がったばかりの中学1年生は、まだまだ子供です。
言葉のちょっとしたニュアンスがつかみ取れず、傷つく必要もないのに傷ついたり。
コミュニケーション技術を身につけるのはこれからです。
勉強も運動もコミュニケーションも、中学時代にぐっと成長します。
コミュニケーション能力を、今のうちからどんどん高めていく為にも、親の手助けは必要だと思います。
この時期に人と関わることに消極的であったり、親が間違った方向に子供の心を導いてしまっては、子供が将来、社会人としてたくましくやって行くのが難しくなります。
子供との会話の中で、問題解決できる能力を養ってげましょう。
問題解決能力はこれからの時代に必須のスキルです!