こんにちは、nocotoです。
さあ、今日からまた静かな日常が始まりました。
冬休みはそれほど長くはありませんが、子供のお世話でどっと疲れたという人もいるのでは?
かつての私もそうでした。
なかなか言うことを聞かないので小言が増え、親も子もストレスがたまっていくのです。
冬休みはまだましなのですが、夏休みには少々ノイローゼ気味まで追い込まれたこともあります。
長期休みにストレスがたまるメカニズム
小言も言い始めると癖になり、エスカレートする
自分のことは自分でできるようになっても、まだまだ手のかかる小学生。
長期休みに、親として一番気になるのは宿題のことではないでしょうか?
つい、「ドリルは終わったの?」とか「自由研究はどうするつもりなの?」「読書はしているの?」とか言ってしまいませんか?
しかも子供がちょっと怠けている様子を見るだけでその都度、「やりなさい」と言ってしまったり。
これでは子供も宿題のことが嫌になってしまいます。
そして困ったことに、親はイライラし始めると、「やりなさい」と言うことが癖のように日常化してしまいます。
そして小言が止まらなくなるどころかエスカレートし、宿題には関係ないことまで話に持ち出してしまうことになります。
後で、どうしてあんなことを言ってしまったのかと、自己嫌悪に陥ってしまった経験も多々あるのではないでしょうか。
もっといい促し方があるだろうとは思っているのに、ただ叱ってばかりになってしまう自分のことがストレスにつながるのです。
立ち止まって冷静になることが必要です。
我が子の成長ぶりを知らない
小言を言いたくなくても言ってしまうのには、他にも理由があると言えるでしょう。
それは、自分の子供とはいえ、どれだけ自立心がついているかということが分からないから。
子供の自主性に任せたいけど、こちらが何も言わないでいたらきっと宿題は終わらないという思い込みがあり、なかなか我が子を信じて任せることができないのです。
「やりなさい」と言わないでいるのはとても難しいことなのです。
育児やコミュニケーション等の自己啓発本を読んで勉強している人は、うまく言葉を使って促すことができているかもしれませんね。
固い決心で冬休みに臨んだ
我が家には高2、中1、小4の3人の子供がいます。
さすがに上の子2人には宿題に関しては一切かまっていません。
問題は、小4の末っ子ちゃん。
自由奔放、好きなことしかやりたくないという強い自我を持った女の子なのです。
もちろん宿題なんて後回しで、YouTubeを見たりレゴをしたり、マンガを読んだり。
そして今の一番のブームはチャレンジタッチ。
私にメールを送ったり、何かを投稿できてイイネをもらえたりするらしく、もうどっぷりはまり込んでいます。
先月からチャレンジタッチをどうしてもやりたいというので、すっかり手を付けなくなったドラゼミを退会し、進研ゼミに切り替えました。
このはまり方を見ていると、宿題に取りかかることなんてしないだろうと予想がつきました。
私も3人目ともなると、少しは冷静に判断できるようになっていて、「宿題しなさい」と言っても動かないことは分かりきっています。
私が言い始めると関係が悪くなっていく一方で、何も解決しないということも。
だから、今回の冬休みは「宿題しなさい」は一切言わないと決めて過ごしました。
チャレンジタッチのおかげで楽しく勉強は進められていることだし、宿題がもし終わらなくても自分で反省することが大切だから、失敗があってもいいやという心構えで。
ただ、もし終わらなかった場合に、それが平気な子だったら困るなという恐怖感もありましたが、それならそうで、親としてそういう所も知っておくべきだと覚悟し、我慢しました。
我慢した結果、娘のことを知ることができた
そして冬休み最終日の夜。
お兄ちゃんとお姉ちゃんに、「まだ宿題終わってないの!?」と驚かれていましたが、本人はけろっとして、また、計画通りなのよと言わんばかりの表情で「そうよ」と答えていました。
大量の漢字を書きながら。
しかし、無事に宿題を終えることができたのです!
当初の私の予想では、もし終えることができたとしても、最終日の夜中まで泣きながら必死でやっている姿を想像していたのですが、夕食後しばらく漢字を書いて、終えることができたのです。
内容には不安はありますが、とにかく自分の力で、そして意外に早く終えられたことに、とても安心しました。
我慢したことによって、娘の成長を見ることができたのはよかったと思います。
そして何よりも、長期休みにもかかわらず、私の精神的ストレスがたまっていない!
とっても楽な冬休みに感じました。
いろいろなタイプの子がいて、さっさと前倒しに宿題を終わらせる子もたくさんいると思います。
長女はまさにそんな感じで楽だったのですが。
そうでない子にも、「見守る」ということは成長を助け、良好な親子関係を保つ重要な任務であると実感しました。